円広志
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円 広志 | |
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出生名 | 篠原 義彦[1] |
生誕 |
1953年8月21日(70歳)[1][2] 日本・高知県安芸郡野根町(現:東洋町)[1] |
出身地 | 日本・大阪府 |
学歴 | 追手門学院大学経済学部卒業[1] |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1974年 - |
レーベル | |
事務所 | オフィスとんで |
公式サイト | オフィスとんで |
シンガーソングライター、作曲家としてデビュー曲「夢想花」や『探偵!ナイトスクープ』のテーマ曲である「ハートスランプ二人ぼっち」、森昌子に楽曲提供した「越冬つばめ」[注釈 1]でも知られる。歌手としてはデビュー曲の「夢想花」以外に目立ったヒット曲がなかったことから、それゆえにネタで「一発屋」扱いされるものの、関西ではテレビタレントとして高い知名度を誇る。
本人設立の個人事務所「オフィスとんで」所属[1]。血液型B型。現在も大阪府在住。
注釈
- ^ 本名の篠原義彦名義。
- ^ 本人によると、ある日母に連れられて高知県内で八百屋を営む親戚の家に訪れた。当時高級品であるバナナを出されて夢中で食べた所、いつの間にか母の姿が消えていた。そのまま親戚宅で母の帰りを待ちながら暮らし、1年3ヶ月後に着物姿の母が現れ、再会時に円をぎゅっと抱きしめた。本人は「当時の僕の実家の生活状況は本当に貧しかった。両親は僕を満足に食べさせるために一時的に親戚に預けたのか、正式に養子に出すつもりだったのかは分かりません」としている[4]
- ^ 本人は「病気になった理由ははっきりとは分からない」としながらも、「大好きな音楽の仕事に携わる時間が極端に減ったことのストレスかも」、「知らぬ間に仕事での人間関係に対する疲れが溜まっていたのかもしれない」としている[4]。
- ^ この頃は不安を打ち消すため、いつも妻の服の裾を握りしめながら過ごした。本人は「自分の都合で別居生活を始めたのに、しんどい時だけ帰ってくるなんて自分でも勝手なヤツだと思ってました。でもこの時は、妻が一緒にいてくれないと生きていけなかった」と回想している[4]。
- ^ そんな状況でも妻と娘たちは責めることはなく、本人は「精神面で本当にありがたかった」という[4]。
- ^ 本人は後年、「休業中は本当に辛かったが、パニック障害があったからこそ生活を見つめ直し、家族のありがたみを再認識することができた」と語っている。また復帰以来、毎晩10時半頃には寝るようにしているという[4]。
- ^ パニック障害の詳しいエピソードとして、上記以外に次のものがあるとされる。仕事が多忙になる中、原因不明の不安感や目眩を度々起こすが「疲労」と自己判断。症状が悪化するに連れても、生来の病院嫌いが災いして症状が悪化。高速道路での走行中に走行速度に恐怖し暴れる、会話が出来ない、何事にも悲観的になり涙が止まらない等の不調を起こすが、スタッフに抱えられてテレビや舞台に立ち、見た目はそつなく仕事をこなし、不調の憂さを深酒で紛らわしていた。後にテレビ局を出て事務所へ戻る途中に歩行不能となり、駐輪してある自転車の列に突っ込みパニックに陥ってそのまま入院。パニック障害と診断され、数年間抑鬱といった精神疾患による闘病生活を余儀なくされ、暫くふさぎこんでしまう。治療により快方に向かい通常の生活に戻った。
- ^ 「夢想花」の印税で初めて数百万円を得た時は、あまりの興奮に一旦全額下ろして自宅にお札を並べて妻と一緒にしばらく眺めたという[4]。
- ^ 本人は、「傍から見ると奇妙な生活かもしれませんが、ある程度歳を重ねた夫婦は敢えて距離を置いた方が上手く行くと思います。当初妻は戸惑っていましたが、いつしか『一人の生活が快適で仕方ない』と言われました(笑)」と語っている[4]。
- ^ 「オンチ」は“ひろしとこづえそしてみどり”名義
- ^ フライデー事件後のビートたけしの謹慎期間中、木曜深夜に放送した単発の特別番組。やしきたかじんとともに番組のパーソナリティを務め、ラジオ大阪のスタジオで収録した物を放送した。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae 円 広志 プロフィール オフィスとんで
- ^ a b c d “円 広志とは”. コトバンク. VOYAGE GROUP. 2021年11月6日閲覧。
- ^ a b c d 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、143頁。NDLJP:12276264/72。(要登録)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 週刊文春 2022年12月8日号 p.58 - 61「新・家の履歴書」
- ^ a b 【関西レジェンド伝】円広志(1)ツイストのコンサート警備で「夢想花」のきっかけつかむ (2/4ページ) SANSPO.COM、2017年8月15日
- ^ 【関西レジェンド伝】円広志(1)ツイストのコンサート警備で「夢想花」のきっかけつかむ (3/4ページ) SANSPO.COM、2017年8月15日
- ^ a b c d e 昭和40年男(クレタパブリッシング)2015年12月号 p.54 - 57「円広志インタビュー」
- ^ a b c 【関西レジェンド伝】円広志(1)ツイストのコンサート警備で「夢想花」のきっかけつかむ (4/4ページ) SANSPO.COM、2017年8月15日
- ^ a b c d 【関西レジェンド伝】円広志(2)「夢想花」歌って紙飛行機乱れ飛んだ世界歌謡祭 (1/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月22日
- ^ 昭和40年男(クレタパブリッシング)2015年12月号 p.54 - 57「円広志インタビュー」
- ^ “第16回 ポピュラーソングコンテスト”. ヤマハ音楽振興会. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “第9回世界歌謡祭 World Popular Song Festival in Tokyo '78”. ヤマハ音楽振興会. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “TVでた蔵「2015年4月30日放送 フジテレビ アウト×デラックス」”. ワイヤーアクション (2015年4月30日). 2015年11月15日閲覧。
- ^ a b 【関西レジェンド伝】円広志(2)「夢想花」歌って紙飛行機乱れ飛んだ世界歌謡祭 (3/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月22日
- ^ 【関西レジェンド伝】円広志(3)「越冬つばめ」大ヒットで“冬の時代”乗り切った (2/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月29日
- ^ “第25回日本レコード大賞”. 日本作曲家協会. 2022年11月6日閲覧。
- ^ 【関西レジェンド伝】円広志(3)「越冬つばめ」大ヒットで“冬の時代”乗り切った (3/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月29日
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年12月14日号「芸名由来記」56頁
- ^ 【関西レジェンド伝】円広志(3)「越冬つばめ」大ヒットで“冬の時代”乗り切った (1/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月29日
- ^ “見上げればいつも青空”. テレビドラマデータベース. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “雪の降る人|円広志”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “風のアルペジオ|円広志”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “夢のままで|円広志”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年11月6日閲覧。
- ^ 「今月の新作CM50連発! / 編集部」『広告批評』第227号、マドラ出版、1999年5月1日、20頁、NDLJP:1852946/12。
- ^ 円広志 - オリコンCM出演情報
固有名詞の分類
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