ベルサリエーレ (フリゲート)とは? わかりやすく解説

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ベルサリエーレ (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 01:55 UTC 版)

ベルサリエーレ
基本情報
建造所 リウーニティ造船
リヴァ・トリゴソ造船所
運用者  イタリア海軍
艦種 フリゲート
級名 アルティリエーレ級
モットー Pro Patria
艦歴
発注 1981年
起工 1982年6月20日
進水 1985年6月20日
就役 1993年に購入
1995年11月28日
退役 2018年4月17日
要目
排水量 基準 2,208t
満載 2,525t
全長 113.2m
最大幅 11.3m
吃水 3.7m
機関 CODOG方式、2軸推進
GE=フィアット LM2500 × 2基(50,000HP
GMT BL-230-20Mディーゼルエンジン × 2基(7,800HP)
速力 最大速 35ノット
乗員 185名
兵装 54口径127mm単装砲 1基
CIWS 40mm2連装砲 × 4基
アスピーデ/アルバトロス短SAM8連装発射機 × 1基
テセオMK2SSM単装発射筒 × 8基
搭載機 AB-212 ASW × 1機
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ベルサリエーレイタリア語: Bersagliere, F 584)は、イタリア海軍ルポ級フリゲート7番艦または改ルポ級アルティリエーレ級(Artigliere)もしくはソルダティ級フリゲート(Soldati)に分類される場合は3番艦となる。艦名は狙撃兵を意味するイタリア語ベルサリエリに由来する。

艦歴

「ベルサリエーレ」は、リウーニティ造船[1]アンコーナ造船所で建造され1982年6月20日に起工、1985年6月20日に進水し「アル=ヤルムーク(Al-Yarmuk、F-16)」と命名されるも、代金未払いのためイラク海軍への引渡しは見送られる。

その後湾岸戦争を経て国際連合の制裁措置もあり、引き受け先が宙に浮いたままであったが、1993年にイタリア海軍が購入する事となり、「ベルサリエーレ」と命名され1995年11月28日に就役する。

1996年7月12日から1997年4月4日まで「D560 ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ」と共にターラント海軍基地を出港し世界一周航海に出る。全行程46,000海里におよび、23ヵ国35の港に寄港した。

2005年1月1日から同年4月15日にかけて、紅海からアカバ湾にかけて展開していた第2常設NATO対機雷グループ(SNMCMG2)の指揮艦としての任務に従事する。その後同年5月23日から5月25日まで北大西洋条約機構主催の電子戦環境トライアルと新型ロケットランチャーSCLAR Hおよび新型軽量の54口径127mm砲の実験訓練を実施する。

脚注

  1. ^ リウーニティ造船は1984年にフィンカンティエリに合併されている。

関連項目

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