チャハル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 09:17 UTC 版)
歴代首長
- ハーン
- ダヤン・ハーン
- バルス・ボラト・サイン・アラク晋王…ダヤン・ハーンの三男
- ボディ・アラク・ハーン(1524年 - 1547年)…ダヤン・ハーンの長男トロ・ボラトの子
- ダライスン・ゴデン・ハーン(1548年 - 1557年)…ボディ・アラク・ハーンの子
- トゥメン・ジャサクト・ハーン(1558年 - 1592年)…ダライスン・ゴデン・ハーンの子
- ブヤン・セチェン・ハーン(1593年 - 1603年)…トゥメン・ジャサクト・ハーンの子
- リンダン・ハーン(1603年 - 1634年)…ブヤン・セチェン・ハーンの子マングス太子の子
- チンワン(親王)
- エジェイ(額爾克孔果爾額哲)(1635年 - 1641年)…リンダン・ハーンの子
- アブナイ(阿布鼐)(1641年 - 1669年)…エジェイの弟
- ブルニ(布爾尼)(1669年 - 1675年)…アブナイの子
参考資料
- 宮脇淳子『モンゴルの歴史 遊牧民の誕生からモンゴル国まで』(刀水書房、2002年、ISBN 4887082444)
- 岡田英弘訳注『蒙古源流』(2004年、刀水書房、ISBN 4887082436)
- 岡田英弘『モンゴル帝国から大清帝国へ』(藤原書店、2010年、ISBN 9784894347724)
- 森川哲雄「チャハル・八オトクとその分封について」『東洋学報』58巻、1976年
関連項目
外部リンク
- ^ ethnologue.com information
- ^ 岡田 2010,p68
- ^ 宮脇 2002,p149-150
- ^ 宮脇 2002,p151
- ^ 宮脇 2002,p153-154
- ^ 宮脇 2002,p154
- ^ 『蒙古源流』には「(ダライスン・ゴデン・)ハーンはアルタンにシタウ・ハン(sitau qan)の称号を与えて」とあり、『アルタン・ハーン伝』には「アルタン・ハーンにソート(suu tu)の称号を賜わった」とある。岡田英弘はこれを「元代以来の名誉ある称号司徒」と訳したが、吉田順一はこれに疑問を抱き、且つ『蒙古源流』の記述(ダライスンからアルタンへ)よりも、『アルタン・ハーン伝』の記述(ボディ・アラクからアルタンへ)の方が正しいとしている。《吉田 1998,p263-264》
- ^ 岡田 2004,p244
- ^ 宮脇 2002,p175-177
- ^ 岡田 2010,p80-85
- ^ 森川1976,pp.136-145
- ^ 岡田 2004
固有名詞の分類
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