スウェーデン語 スウェーデン語の概要

スウェーデン語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/09 18:48 UTC 版)

スウェーデン語
svenska
話される国 スウェーデンフィンランドなど
地域 北ヨーロッパ
話者数 930万人
話者数の順位 89
言語系統
インド・ヨーロッパ語族
表記体系 ラテン文字
公的地位
公用語  スウェーデン
 フィンランド
オーランド諸島
 欧州連合
統制機関 スウェーデン・アカデミー
言語コード
ISO 639-1 sv
ISO 639-2 swe
ISO 639-3 swe
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長らくスウェーデンに支配されていたフィンランドでも国語としてフィンランド語と併用されている。ただし、公的表記はほとんど両語併記されるが、フィンランドでのスウェーデン語話者(スウェーデン語系フィンランド人)は6%。同じ古ノルド語にはデンマーク語ノルウェー語も属する。この古ノルド3語の言語は、違いはあるものの非常に近く、それぞれの話者は他の言語をことさら学習していなくてもある程度理解できる。

ウクライナヘルソン州クリミア半島の北)にあるGammalsvenskbyスウェーデン語版ウクライナ語版英語版(「古いスウェーデン語の村」の意)には、エストニア沖の島々からロシア帝国によって18世紀初頭に強制移住させられた人々の子孫が住むが、ウクライナ語ロシア語に押されてスウェーデン語を話す者は減りつつある。


注釈

  1. ^ 例として日本でも著名な小説『ムーミン』シリーズ(原語はスウェーデン語で書かれている)に出てくる種族に「ヘムル」と「ヘムレン」表記が混在するものがいるが、これは不定形の「Hemul」と定形の「Hemulen」(英語風に言うと「The Hemul」)をそのまま表記しているため。
  2. ^ スコーネは歴史的にはデンマークの一部だった地域で、スコーネ方言はスウェーデン語とデンマーク語方言連続体の中間に位置するが、一般的にはスウェーデン語の方言として扱われることが多い。“R”や“O”の発音に標準スウェーデン語との差異が大きい。
  3. ^ 現代のゴットランド語(ないしゴットランド方言)は標準スウェーデン語の強い影響を受けている。

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