オートマチック・フォー・ザ・ピープル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 05:44 UTC 版)
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R.E.M. の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1992年 ニューヨーク州ベアズヴィル ベアズヴィル・スタジオ フロリダ州マイアミ クライテリア・レコーディング・スタジオ ジョージア州アセンズ ジョン・キーン・スタジオ ルイジアナ州ニューオーリンズ キングスウェイ・スタジオ ジョージア州アトランタ ボスタウン・レコーディング・スタジオ | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | スコット・リット、R.E.M. | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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R.E.M. アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Drive」 - YouTube 「The Sidewinder Sleeps Tonite」 - YouTube 「Everybody Hurts」 - YouTube 「Man On The Moon」 - YouTube 「Nightswimming」 - YouTube 「Find The River」 - YouTube |
背景
前スタジオ・アルバム『アウト・オブ・タイム』のポップ路線とはうって変わって、本作は主にフォークソングが中心となった[12]。元レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが4曲でオーケストラ・アレンジを担当している[13]。
アルバム・タイトルは、バンドの地元であるジョージア州アセンズのレストランWeaver D's Delicious Fine Foods(2013年閉店)が掲げていたスローガンから取られた[14]。
本作からの第1弾シングルとなった「ドライヴ」では、デヴィッド・エセックスの楽曲「Rock On」の歌詞が引用されており、マイケル・スタイプは「パンクの時代が来る前に、僕が共感できた曲が少しあった。"Rock On"はその一つだ。"Drive"はそのオマージュなのさ」と語っている[15]。「イグノーランド」は1992年アメリカ合衆国大統領選挙に向けて作られた曲で、ピーター・バックは「レーガン政権時代に対する辛辣な歌」と説明している[16]。
反響
バンドの母国アメリカではBillboard 200で2位に達し[3]、1992年12月にはRIAAによってダブル・プラチナに認定されて、1995年2月には4×プラチナに認定された[17]。また、本作からのシングルのうち3作は全米トップ40ヒットとなり、「ドライヴ」はBillboard Hot 100で28位、「マン・オン・ザ・ムーン」は30位、「エヴリバディ・ハーツ」は29位に達した[3]。
全英アルバムチャートでは、前スタジオ・アルバム『アウト・オブ・タイム』(1991年)に続く2度目の1位獲得を果たした[1]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは自身初の1位を獲得[2]。
- ^ a b R.E.M. | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ a b charts.org.nz - R.E.M. - Automatic For The People
- ^ a b c R.E.M. | Awards | AllMusic
- ^ australian-charts.com - R.E.M. - Automatic For The People
- ^ dutchcharts.nl - R.E.M. - Automatic For The People
- ^ charts.de - 2014年6月22日閲覧
- ^ R.E.M. - Automatic For The People - austriancharts.at
- ^ R.E.M. - Automatic For The People - hitparade.ch
- ^ norwegiancharts.com - R.E.M. - Automatic For The People
- ^ swedishcharts.com - R.E.M. - Automatic For The People
- ^ ORICON STYLE
- ^ a b Automatic for the People - R.E.M. | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine
- ^ R.E.M. - Automatic For The People (CD, Album) at Discogs
- ^ Famous Athens, Ga. Eatery Behind R.E.M.'s Automatic for the People Title to Close :: Culture :: News :: Paste - 2013年12月29日閲覧
- ^ Drive by R.E.M. Songfacts
- ^ 日本盤CD(WPCR-75284)ライナーノーツ(三嶽貴彦/1992年9月)
- ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"AUTOMATIC FOR THE PEOPLE"と入力して検索すれば表示される
- ^ Rock On The Net: 36th Annual Grammy Awards - 1994
- ^ “The 500 Greatest Albums of All Time” (英語). Rolling Stone (2020年9月22日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ 100 Best Albums of the Nineties: R.E.M., 'Automatic for the People' | Rolling Stone
- ^ Staff Lists: Top 100 Albums of the 1990s | Features | Pitchfolk
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