オフスプリング 概要

オフスプリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 06:36 UTC 版)

概要

「offspring」というバンド名は、元メンバーのジェームズ・リルヤが名付け親である。バンド名は「バカ息子」という意味合いで使われる「offspring」から取っている。また、「ロックの次に来るもの(=ロックが産み落とした子ども)」という挑発的な意味もある。

略歴

  • 1984年に、ギタリストのデクスター・ホーランドソーシャル・ディストーションのコンサート会場に入れなかったのを不満に思い、友人のグレッグ・クリーセルと共に「Manic Subsidal」というバンド名で結成。
  • 1987年、Manic subsidalは覚えにくいということで、現在のバンド名となる。また、自分たちで『I'll be waiting/Black ball』のEPを1000枚プレスする。今ではオークションなどで高値で取引される。
  • 1989年、1stアルバム『The Offspring』をリリース。
  • 1992年、2ndアルバム『イグニション - Ignition - 』をリリース。
  • 1994年に発売された3rdアルバム『スマッシュ - Smash - 』が、インディーズ史上最高のセールスを記録、同時期に大ブレイクしたグリーン・デイと共に、1990年代のパンクブームを巻き起こす。
  • 1995年、レコード会社のエピタフレコードからコロムビア・レコードに移籍。
デクスターとグレッグが、自分たちで「Nitro(ナイトロ)」というレーベルを設立(社長はデクスターで、副社長はグレッグ)。
  • 1997年、4thアルバム『イクスネイ・オン・ジ・オンブレ - Ixnay on the Hombre - 』を、コロムビアからリリース。イギリスだけは、エピタフ名義でリリース。
  • 1998年に発売された『アメリカーナ - Americana - 』が、自身最高のヒットとなる(2006年現在)。ジャケットの子供は、ロンという。
  • 2000年、先行シングル「オリジナル・プランクスター - Original Prankster - 」を発売。そして、同曲を公式サイトにて、無料ダウンロード開始し、また、ダウンロードした人の中から、抽選で1名に100万ドルが当たるというキャンペーンを開始する。当選者には、バンドからのポケットマネーで、100万ドルがプレゼントされた。
    • 11月、『コンスピラシー・オヴ・ワン - Conspiracy of One - 』をリリース。
  • 2002年、ドラマーのロン・ウェルティが脱退。アトム・ウィラードが加入。
  • 2003年9月、「ダ・フイ - Da hui - 」のビデオを、レコード会社に無断でプロ・サーファー・チームの「ダ・フイ」と自主制作し、世界中のサーフショップにばら撒く。
    • 11月、7thアルバム『スプリンター - Splinter - 』をリリース。
  • 2005年、『グレイテスト・ヒッツ - Greatest Hits - 』をリリース。
  • 2007年、ドラムスのアトム・ウィラードが脱退。
  • 2008年、8thアルバム『ライズアンドフォール,レイジアンドグレイス - Rise and Fall, Rage and Grace - 』をリリース。ドラムスとしてピート・パラダが加入。
  • 2012年、4年ぶりのアルバムとして9thアルバム『Days Go By』を6月27日にリリース。
  • 2015年、シングル『カミングフォーユー-Coming for you-』をリリース。
  • 2016年、オフィシャルサイトにて、『シャークネード-Sharknado-』を8月に発表。
  • 2018年、ベースのグレッグ・Kがツアー参加を休止、その後、正式にバント脱退となった。
  • 2019年、新たなベーシストとして、サポートギタリストであったトッド・モースが正式メンバーとして加入。
  • 2021年、9年ぶりのアルバムとして10thアルバム『レット・ザ・バッド・タイムズ・ロール』を4月16日リリース。同年、ドラムスのピート・パラダが脱退。
  • 2023年、新たなドラマーとして、ジョシュ・フリースの後任としてサポート参加したブランドン・ペルツボルンが正式メンバーとして加入。

パフォーマンス

会場の2階にまで届く放水パフォーマンス等の過激なパフォーマンスで、各方面から反響を呼んでいる。
「ゲストのバックストリート・ボーイズだ」と、彼ら風に服を着せたマネキン(正確にはダッチワイフ)をステージ上で叩き壊したことでも知られている。
(これはアルバム「アメリカーナ」収録の「プリティ・フライ(フォー・ホワイトガイ)」にも見られるアンチ・ファッション、アンチ・ポーザー的なメッセージ)








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