アーストロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 01:35 UTC 版)
『ウルトラマンサーガ』に登場するアーストロン
アーストロン | |
---|---|
別名 | 凶暴怪獣 |
身長 | 60 m[出典 7] |
体重 | 2万5千 t[出典 7] |
出身地 | バット星[39] |
映画『ウルトラマンサーガ』に登場。
バット星人に怪獣墓場から捕獲されて連れて来られた個体[36]。地中からスーパーに出現し、物資を補給中のチームUに襲いかかる。マグマ光線でアンナの操縦するUローダーを撃墜するが、そこへ現れたウルトラマンダイナと戦う。マグマ光線を連射するがまったく歯が立たず、地中へ逃げようとしたところを尻尾を掴まれ、ハリケーンスウィングで空中に投げ飛ばされたところにソルジェント光線を受けて爆死する。
- 企画段階ではガボラがこの役割で登場する予定だった[40]。
- 尻尾をダイナに掴まれて投げ飛ばされる際の構図は、『帰ってきたウルトラマン』で登場個体がジャックに投げ飛ばされる際の構図と同じである[41]。
『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』に登場するアーストロン
アーストロン (クグツアーストロン) | |
---|---|
別名 | 凶暴怪獣 |
身長 | 60 m[42][43] |
体重 | 2万5千 t[42][43] |
『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』episode 1「きらぼし 〜煌星〜」、final episode「まほろば 〜新世界〜」に登場。
惑星ザインにおいてサイキが、自らのもとを訪れた王立惑星カノンのシンラに、ベゼルブの持つクグツの力を証明するための見せしめとして、キングゲスラと共にベゼルブの毒牙にかかり、クグツアーストロンと化す。クグツの毒によって目が赤く複眼化し、同じくクグツ化したキングゲスラ共々、ベゼルブを統率するクイーンベゼルブとサイキの意のままに戦い始め、勝利を収める。
その後、地球での最終決戦にもクグツバキシムと共に参加。バキシム共々コスモスによって命の樹の果実を与えられてクグツを解毒された後、宇宙へ返された。
『ウルトラマンジード』に登場するアーストロン
アーストロン | |
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別名 | 凶暴怪獣 |
身長 | 60 m[44][45] |
体重 | 2万5千 t[44][45] |
出身地 | 星山市[46] |
『ウルトラマンジード』第5話「あいかた」に登場。
宇宙生物モコ(小珍獣ルナー)に宿ったリトルスターを感知し、これを狙って地中より出現する[44]。モコを保護していた愛崎モアに襲いかかろうとしたところで、駆けつけたウルトラマンジードと交戦する。武器はマグマ光線[44][45]。
ガスタンクを背にした際には周囲への被害を気にして思うように戦えないジードを動揺させるが、ジードがウルトラマンコスモスのウルトラカプセルを得てアクロスマッシャーに変身した後は形勢が逆転し、その超スピードに翻弄された末にスマッシュムーンヒーリングを受け、戦意を喪失して地中へ帰っていく。
- スーツアクター:横尾和則
- 第5話はコスモスの能力を持つアクロスマッシャーの初登場回であり、同話監督の市野龍一も『コスモス』に参加していたことから、倒されずにおとなしくなるという展開になった[47]。倒れる場面は、かつて市野が参加して横尾がスーツアクターを務めていた『ブースカ! ブースカ!!』のブースカを意識している[48]。
注釈
出典
- ^ a b 『大人のウルトラマン大図鑑 第二期ウルトラマンシリーズ編』マガジンハウス〈MAGAZINE HOUSE MOOK 大人のウルトラシリーズ〉、2014年1月25日、96頁。ISBN 978-4-8387-8882-8。
- ^ a b c d e f g キャラクター大全 2015, pp. 20–21, 「EPISODE-1 怪獣総進撃」
- ^ a b 豪怪奔放 2021, p. 4, 「第1章 ウルトラマン 1971-1974 帰ってきたウルトラマン」
- ^ a b c 宇宙船152 2016.
- ^ a b 大ゴジラ図鑑 1995, p. 138, 「ゴジラ対メガロ FIELD」
- ^ a b c 白書 1982, p. 172, 「帰ってきたウルトラマン 怪獣リスト」
- ^ a b c 画報 上巻 2002, p. 97
- ^ a b ウルトラ怪獣大全集 1984, p. 34, 「帰ってきたウルトラマン 全怪獣」
- ^ a b c d e 大辞典 2001, p. 12
- ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 47
- ^ a b c UPM vol.04 2020, p. 18, 「怪獣、侵略宇宙人、怪人、怪生物」
- ^ 『円谷プロ画報』 第1巻、竹書房、2013年、212頁。ISBN 978-4-8124-9491-2。
- ^ 超解析 2016, p. 81, 取材・構成 富士見大「ULTRA KAIJU ACTOR'S INTERVIEW 遠矢孝信」.
- ^ a b 研究序説 2022, p. 22.
- ^ 講談社 編 編『円谷ヒーロー ウルトラマン全史』講談社〈講談社MOOK〉、2013年、25頁。ISBN 978-4-06-389762-3。
- ^ 超解析 2016, pp. 78–80, 取材・構成 富士見大・四海鏡「ULTRAMAN VS KAIJU ACTOR INTERVIEW_02 きくち英一」.
- ^ 白書 1982, p. 84.
- ^ a b ウルトラ怪獣大全集 1984, p. 109, 「ザ☆ウルトラマン 全怪獣」
- ^ a b c 白書2 1987, p. 215, 「ザ☆ウルトラマン 怪獣リスト」
- ^ a b c 画報 下巻 2003, p. 24
- ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 172
- ^ a b フィギュア王258 2019, pp. 45, 「『ザ☆ウルトラマン』登場怪獣FILE」
- ^ a b UPM vol.32 2021, p. 20, 「大怪獣、巨大生物、侵略者、ヘラー軍」
- ^ a b “hicbc.com:ウルトラマンメビウス 怪獣図鑑”. CBC. 2017-20-11-07閲覧。
- ^ a b UPM vol.05 2020, p. 21, 「宇宙怪獣、怪獣、高次元捕食体、宇宙人」
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- ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 74, 「ウルトラマンメビウス白書 小原直樹」.
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- ^ “登場怪獣”. ウルトラギャラクシー大怪獣バトル. 2017年1月29日閲覧。
- ^ a b 宇宙船YB 2008, p. 24
- ^ UPM vol.08 2020, p. 11, 「惑星ボリス出現 各惑星からの召喚怪獣」
- ^ 超百科 2019, p. 38.
- ^ a b c “登場怪獣”. ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY. 2017年1月29日閲覧。
- ^ a b UPM vol.08 2020, p. 12, 「惑星ハマー出現 レイオニクスバトル怪獣、レイオニクスバトラー」
- ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 55.
- ^ a b サーガ超全集 2012, pp. 50–51
- ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 376
- ^ UPM vol.08 2020, p. 26, 「怪獣、宇宙人、宇宙怪獣、ロボット」
- ^ 光の巻増補改訂 2022, p. 264.
- ^ 『ウルトラマンサーガ』DVD付属 画コンテ集
- ^ 『ウルトラマンサーガ』劇場版パンフレットより。
- ^ a b オーブ完全超全集 2017, p. 86, 「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 怪獣図鑑」
- ^ a b UPM vol.12 2020, p. 25, 「魔王獣、怪獣、惑星侵略連合、宇宙人」
- ^ a b c d ジード超全集 2018, p. 55, 「ベリアル融合獣・怪獣・宇宙人図鑑」
- ^ a b c UPM vol.15 2021, p. 23, 「ベリアル融合獣、怪獣、宇宙人」
- ^ 光の巻増補改訂 2022, p. 354.
- ^ Blu-ray『ウルトラマンジード Blu-ray BOX I』(バンダイビジュアル BCXS-1281)封入 SPECIAL NOTES(構成・執筆:トヨタトモヒサ)「第5話「あいかた」」
- ^ ジード超全集 2018, p. 76, 「ウルトラマンジード監督インタビュー 市野龍一」
- ^ @tsuburayaprodの2016年4月5日のツイート、2023年3月8日閲覧。
- ^ @tsuburayaprodの2017年3月24日のツイート、2023年3月8日閲覧。
- ^ @tsuburayaprodの2016年8月10日のツイート、2023年3月8日閲覧。
- ^ @tsuburayaprodの2016年8月10日のツイート、2023年3月8日閲覧。
- ^ @tsuburayaprodの2016年8月18日のツイート、2023年3月8日閲覧。
- ^ 超解析 2016, p. 123, 「『レッドマン』全登場怪獣名鑑」.
- ^ ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 105, 「怪獣ことわざ4」.
- ^ タイガ超全集 2020, p. 111, 「The ART of ウルトラマンタイガ」.
- ^ Blu-ray『ウルトラマンタイガ Blu-ray BOX II』(バンダイビジュアル BCXS-1490)封入 SPECIAL NOTE(構成・執筆:トヨタトモヒサ)
出典(リンク)
- 1 アーストロンとは
- 2 アーストロンの概要
- 3 『ウルトラマンメビウス』に登場するアーストロン
- 4 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するアーストロン
- 5 『ウルトラマンサーガ』に登場するアーストロン
- 6 その他
- 7 脚注
固有名詞の分類
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