間接証拠とは? わかりやすく解説

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かんせつ‐しょうこ【間接証拠】

読み方:かんせつしょうこ

証明対象となる事実直接証明するのではなく間接的に証明する証拠指紋アリバイのための証言など。情況証拠。→直接証拠

「間接証拠」に似た言葉

間接証拠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 00:38 UTC 版)

間接証拠(かんせつしょうこ)とは、証明の対象となる事実を間接的に証明する証拠のこと。情況証拠状況証拠とも。

概要

犯罪事実を間接的に推測させることになるが、直接証拠と比較して犯罪事実の証明としては弱くなる。

世間の注目を集める事件において被疑者が否認したまま直接証拠がなく間接証拠だけで立件された場合は、裁判がより注目を集める要因にもなる。

捜査の過程で間接証拠しか出てこない状況下では、自白の強要などの違法な捜査が行われやすくなり、冤罪が発生する原因になる。また、自白の強要により直接証拠が発見された場合でも、違法収集証拠排除法則により証拠能力が否定された結果、無罪判決が出ることが起こり得る。

被疑者が否認し、間接証拠が中心の刑事事件として注目された裁判

関連項目


間接証拠(情況証拠)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 15:37 UTC 版)

証拠」の記事における「間接証拠(情況証拠)」の解説

間接事実主要事実推認させる事実)を証明する証拠を、間接証拠(情況証拠状況証拠)という。例えば、刑事訴訟において、被告人犯行時刻前後犯行現場付近目撃したという証言や、動機存在を示す証拠は、その証拠それ自体直接要証事実物語っているわけではないが、「被告人犯行時刻前後犯行現場付近にいた」、「被告人には動機があった」といった間接事実から、被告人がその犯行行ったという要証事実推認する根拠となるから、間接証拠となる。間接証拠は状況証拠とも呼ばれるが、状況証拠という語は間接事実を指す語として使われる場合もあるなど、多義的用いられるため注意要する

※この「間接証拠(情況証拠)」の解説は、「証拠」の解説の一部です。
「間接証拠(情況証拠)」を含む「証拠」の記事については、「証拠」の概要を参照ください。

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