長命菊とは? わかりやすく解説

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長命菊

読み方:チョウメイギク(choumeigiku)

雛菊別称

季節

分類 植物


ヒナギク

(長命菊 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/06 13:04 UTC 版)

ヒナギク
ヒナギク
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク上群 superasterids
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: ヒナギク属 Bellis
: ヒナギク B. perennis
学名
Bellis perennis
L.
和名
ヒナギク
英名
Daisy
園芸種のヒナギク
ヒナギク

ヒナギク(雛菊、学名Bellis perennis[1])は、キク科多年草(日本では一年草扱い。)。別名はデージーデイジーチョウメイギク(長命菊)、エンメイギク(延命菊)。園芸植物として栽培される。イタリアの国花。

分布

原産地はヨーロッパで、原種は芝生の雑草扱いされている[2]。北アメリカ・アジア・アオセアニアに外来種として広く帰化している[2]

日本には明治時代初期に渡来し、北海道や本州、四国の一部[3]などの冷涼な地域を中心に定着している[2]

特徴

多年草であり、学名の種小名 perennis も「多年生の」という意味であるが、日本ではが暑くて越夏できないことが多い。このため、通常は蒔きの一年草として扱う。寒冷地で越夏できるようであれば、株分けで繁殖させることができる。開花期はで、舌状花が平弁咲きのものと管弁咲きの種類がある。

草丈は10 - 20cmくらい。葉は根生葉(ロゼット)で、長さ5cmくらいのへら形で鋸歯があり、薄く毛が生えている[2]。花は、市販品は11月頃から店頭に出回るが、露地で栽培した場合は3月から5月に咲き、花径は2cmくらいの小輪多花性種から、10cm近い大輪種まである。半八重または八重咲きで、舌状花は平弁のものと管弁のものがある。花の色は赤・白・ピンクと絞りがあり、黄色い管状花とのコントラストが美しい。

栽培

8月に種蒔きをすると年内に開花するが、発芽には涼温が必要なため、9月に蒔くのが一般的。種はとても細かいので、浅鉢に蒔き、覆土はかなり薄めにして、受け皿から吸水させる[4]

春から秋にかけて、アブラムシが発生することがある。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせるため、見つけ次第対処する。

伝承

ローマ神話では、森の妖精ベルデスが、恋人のエフェギュスと芝生で踊っていたとき、通りかかった果樹の神ベルタムナスに一目ぼれされてしまう逸話が残る。ベルタムナスがあまりにしつこく付きまとうためベルデスは天に助けを求める。神は、ベルデスの恋人への愛を可哀想に想い、ベルデスをひなぎくの姿に変えたという[5]

名前にデージーの付く植物

名前にデージーの付く植物が以下のようにいくつかあり、ヒナギクと紛らわしいので注意を要する。また、ヒナギクのことをコモンデージーということも稀にある。

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bellis perennis L. ヒナギク(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2026年3月6日閲覧。
  2. ^ a b c d 植村修二・勝山輝男・清水矩宏・水田光雄・森田弘彦・廣田伸七・池原直樹『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』全国農村教育協会、2010年12月24日。ISBN 978-4-88137-155-8  p.255
  3. ^ 北海道ブルーリスト - 詳細内容”. bluelist.pref.hokkaido.lg.jp. 2025年4月8日閲覧。
  4. ^ デイジー(デージー)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑”. LOVEGREEN. 2025年3月6日閲覧。
  5. ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、69頁。 ISBN 4-529-02039-8 

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