鉄マンガン重石とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 鉱物 > 鉱物 > 鉄マンガン重石の意味・解説 

てつマンガン‐じゅうせき〔‐ヂユウセキ〕【鉄マンガン重石】

読み方:てつまんがんじゅうせき

マンガンとのタングステン酸塩鉱物黒色亜金属光沢があり、もろい。結晶板状柱状単斜晶系タングステン重要な鉱石重石

鉄マンガン重石の画像

鉄マンガン重石(Wolframite)

鉄マンガン重石
中国湖南省瑶崗山新鉱山
(Fe,Mn)WO4 標本の幅約2.5cm

黒色板状結晶水晶付いた美しタングステン鉱石です。

鉄マンガン重石(Wolframite)

鉄マンガン重石
福島県郡山市田村町栃本
(Fe,Mn)WO4 画像の幅約5.5cm

黒い板柱状の鉱物が鉄マンガン重石です。
この産地では大きくて立派な鉄マンガン重石の結晶産出します
マンガン重石(Hubnerite)と鉄重石(Ferberite)の中間的な鉱物です。

鉄重石

(鉄マンガン重石 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/17 17:56 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
鉄重石
分類 タングステン酸塩鉱物
化学式 FeWO4
結晶系 単斜晶系
へき開 一方向に完全
モース硬度 4.5
光沢 亜金属光沢
黒色
条痕 黒色
比重 7.5
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
テンプレートを表示

鉄重石(てつじゅうせき、ferberite)は鉱物タングステン酸塩鉱物)の一種。タングステン鉱石鉱物

化学組成は FeWO4で、マンガン重石英語版(MnWO4)と連続固溶体をつくる。かつては鉄マンガン重石(てつまんがんじゅうせき、wolframite、(Fe,Mn)MnWO4)と呼んでいたが、固溶体のいわゆる「50%ルール」[1]により、端成分の鉄重石とマンガン重石に整理された。

単斜晶系。板状あるいは柱状結晶として産する。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ E.H. Nickel, "Solid solutions in mineral nomenclature", Canadian Mineralogist, Vol. 30, pp. 231-234, 1992. PDF

関連項目

参考文献

外部リンク




鉄マンガン重石と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鉄マンガン重石」の関連用語

鉄マンガン重石のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鉄マンガン重石のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
Kato's CollectionsKato's Collections
Copyright(C) 1996-2025 Shinichi KATO All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鉄重石 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS