足を洗う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/21 16:07 UTC 版)
概要
現代では、悪事や良くない仕事を行っていた者が、その仕事を辞めることを指す。娼妓や芸人などといった堅気ではないとされている職業に就いている者が、その職業を辞める場合にも足を洗うという。単に仕事を辞める場合にも足を洗うということがある[1]。
由来
この言葉の由来にはいくつかの説がある。一つはインドの仏教を由来とするものである。インドの仏教では、僧は裸足で托鉢を行っていた。僧はその托鉢を終えれば庵に戻り、足を洗ってから法話を行っていたことを由来としている[2]。僧が足を洗うということには、泥足を洗い清め、俗世の煩悩を断ち切るという意味があった。僧はこのようにしてから再び寺に入り修行に励んでいたのであった[3]。
他には、大坂の新町遊郭の遊女が身請けされたり、年季を終えたりして、郭を出る際に、東西の門外にある井戸で足を洗ったことを由来とする説[4]や、キリストが最後の晩餐のときに弟子の足を洗ったことを由来とする説[5]や、単に、外を裸足で歩いた際の汚れを、建物の中に入るときに洗ったことを由来とする説などがある[6]。
脚注
- ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,精選版. “足を洗う(アシヲアラウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年1月2日閲覧。
- ^ “足を洗う | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2026年1月2日閲覧。
- ^ “足を洗う”. 禅・曹洞宗澤龍山少林寺公式サイト. 2026年1月2日閲覧。
- ^ “「足を洗う」の由来は遊女? 意味や語源を解説|正しい使い方と例文を紹介”. Oggi.jp (2025年3月9日). 2026年1月16日閲覧。
- ^ “【足を洗う】の正しい意味は?〝手を切る〟との違いは?細かいニュアンスの違いを覚えておこう”. Domani (2023年11月11日). 2026年1月16日閲覧。
- ^ “「足を洗う」? 「手を染める」?”. NHK放送文化研究所 (2016年10月9日). 2026年1月16日閲覧。
「足を洗う」の例文・使い方・用例・文例
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