肥料工業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 03:07 UTC 版)
高雄地区の肥料工業の基礎は日本統治時代に建設された硫安工場に始まる。戦後は台湾省高雄硫酸銨公司及び台湾肥料股份有限公司が設立され、本格的な肥料の生産が開始された。その内硫酸銨公司は漢陽の兵工廠が解体移設されたものであり、旧高雄鉄工所跡地に台湾最初の肥料工場として無水窒素、硫酸、硫安等を製造、台湾の農業発展に大きく寄与し、当時は台湾鋁業公司とならぶ規模であった。しかし時代と共に産業構造も変化し、硫酸銨公司の経営赤字が増大、また設備も老朽化したことより高雄市に新工場を建設し移転、旧工場跡地は大型ショッピングモールとして再開発された
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