滑走とは? わかりやすく解説

かっ‐そう〔クワツ‐〕【滑走】

読み方:かっそう

[名](スル)

すべって進むこと。また、すべるように進むこと。「氷上を—する」

飛行機が、離着陸のときに地上水上を走ること。


滑走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/29 14:46 UTC 版)

滑走(かっそう)とは滑るように走ることである。スキースノーボードアイススケートなど氷上や雪上を滑ることも滑走という。

航空機の滑走

航空機離陸するとき、離陸するために必要な速度になるまで、または着陸時、停止あるいは減速しタクシングを開始するまでに行なう陸上あるいは水上走行をさす。固定翼機では揚力を得るために滑走は必須である。ヘリコプターをはじめとする回転翼機垂直離着陸機などでは原理的に滑走がいらないが、離着陸を有利にするためこれらでも滑走する場合が多い。離陸時は機体重量が大きいほど、または主翼面積が小さいほど高い速度でなければ離陸できず、滑走に長い距離が必要となる(翼面荷重も参照)。

鉄道車両の滑走

鉄道車両の場合、何らかの理由で車輪と軌条の間の摩擦力が低下し、制動時に車輪がロック(lock)し、そのままレール面を滑る現象を「滑走」という。これにより、列車の制動距離が大幅に伸び、などの停止位置オーバーランしたり、時には列車追突などの弊害を生じるほか、車輪踏面が削れ、平たい部分(フラットスポット、通称フラット)が発生し、走行時に騒音振動の発生源となる。そのため、鉄道車両は定期的に車輪踏面の削正を行う必要がある。

滑走防止のためアンチロック・ブレーキ・システムが、また、フラットの発生を防止するためフラット防止装置が装備されるようになった。

関連項目


滑走

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 04:56 UTC 版)

名詞

かっそう

  1. すべっ走ること。また、すべるように走ること。
  2. 飛行機離着陸の際に、地上水上を走ること。

翻訳

動詞

活用

サ行変格活用
滑走-する

翻訳

発音(?)

か↗っそー

「滑走」の例文・使い方・用例・文例




品詞の分類


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