反比例

デジタル大辞泉

はん‐ぴれい【反比例】

読み方：はんぴれい

［名］(スル)相伴って変わる二つの量があって、一方が2倍、3倍となっていくとき、他方が2分の1倍、3分の1倍となる関係。逆比例。⇔正比例。

算数用語集・数学用語集

反比例

2つの変数 x, y の間に 　（a は0でない定数：比例定数という。）という関係式が成り立つとき、y は x に反比例するという。

ウィキペディア

反比例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/05 02:36 UTC 版)

この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。（2024年8月） 独自研究が含まれているおそれがあります。（2024年8月） 出典検索?: "反比例" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL

y =1/xのグラフ。yがxに反比例している例。

反比例（はんぴれい、英: inverse proportionality）とは、2つの量があってそれらの一方が他方の逆数に比例していることをいう。量 A, B について A ∝ B⁻¹ が成り立つとき、あるいは同じことだが、定数（比例定数）k を用いて

${\displaystyle A={\frac {k}{B}}}$

長方形の面積が4cm²で一定の場合に、縦の長さの値と横の長さの値の組み合わせを点として描いてゆくと現れる曲線。

• 面積一定の長方形の縦と横の長さは、反比例する。
• 一定の距離を玉などが転がるとき、経過時間と速さは反比例する。
• 回路の消費電力を一定としたとき、電圧と電流は、反比例する。
• 温度が一定であるとき、気体の圧力と体積は、反比例する。（ボイルの法則）
• 一定の質量を持つ物体間に働く重力は、距離の 2 乗に反比例する。（逆2乗の法則）

その他

• 相関関係を持ち「一方がふえると何ほどか他方が減り、一方が減ると何ほどか他方がふえる事」を指すことを反比例ということがある^[1]。（${\displaystyle y=A-Bx}$

Weblio日本語例文用例辞書

「反比例」の例文・使い方・用例・文例

• 人口に反比例して
• 恒温では気体の体積は圧力に反比例して変化する.
• 引力は距離の自乗に反比例する.
• 引力は距離と反比例
• 反比例
• 速力は時間と反比例になる
• 他が減少して（または増加）それが増加する（または減少）ならば、語はもう一つの語に反比例する
• 一定の温度の理想気体の圧力はボリュームに反比例する
• 2つの物体は、それらの質量の積に正比例し、距離の二乗に反比例する力で互いに引き合うという法則
• 電流は電圧に正比例し、抵抗に反比例する
• 重力は距離の二乗に反比例する
• 2量が反比例する時の積の値