クロム鉄鉱とは? わかりやすく解説

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クロム‐てっこう〔‐テツクワウ〕【クロム鉄鉱】


クロム鉄鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 05:46 UTC 版)

クロム鉄鉱
分類 酸化鉱物
化学式 FeCr2O4
結晶系 等軸晶系
へき開 なし
モース硬度 5.5
光沢 金属光沢
黒色
条痕 黒褐色
比重 4.7
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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クロム鉄鉱(くろむてっこう、chromite、クロマイト)は、マグネシウムクロムが主成分の酸化鉱物モース硬度5.5、組成式は (Fe,Mg)Cr2O4 で、磁鉄鉱などと同様にスピネル型結晶構造を取るスピネルグループ鉱物

黒色が基本であるが、茶色がかっている場合もある。

クロム鉄鉱内のマグネシウムの比率は常に一定でなく、鉄よりもマグネシウムが多いとクロム苦土鉱(magnesiochromite,MgCr2O4)になる(両者の固溶体は、俗に「クロムスピネル(chromianspinel)と呼ばれる)。鉄の代わりにアルミニウムが含まれていることもある。鉄分を含むが、磁性は弱いかほとんど無い。

主にかんらん岩変成岩など岩石の中に存在し、クロムを生成する上で重要な鉱石鉱物となっている。灰クロム柘榴石を伴うことが多い。

参考文献

関連項目

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