≪韓国語≫ヨクシ
韓国語「ヨクシ」とは、「ヨクシ」の意味
「ヨクシ」には「さすが」と「やっぱり」という2つの意味がある。「さすが」と褒める意味合いで使う場合は、褒める対象を後ろにつけて「ヨクシウリアドゥル(さすがうちの息子)」、「ヨクシウリサジャンムニ(さすがうちの社長)!」のように表現することが多い。また、「ヨクシタダナネ(さすがだね)!」という表現もある。ただし、「さすが」という意味合いでの「ヨクシ」はフランクな表現であるため、親しい間柄でのみ使うのが適切である。「やっぱり(思った通りだ)」という意味合いで「ヨクシ」を使う場合は、「ヨクシモッチョ(やっぱりカッコいい)」や「ヨクシチャンセルギョッソ(やっぱりイケメン)」のように「ヨクシ」の後ろに「思った通りだ」と感じた事柄をつけて表現する。強調表現である「ナ」を後ろにつけると、「ヨクシナ(やっぱり!)」とより強調した意味合いとなる。
注意すべきこととしては、「ヨクシ」は「やっぱり」という意味があるものの、日本語の「やっぱりやめた」などの表現はできないことだ。「クマンヘッタ(やめた)」をつけて「ヨクシクマンヘッタ」と表現しても、日本語の「やっぱりやめた」という意味にはならない。あくまでも、思った通りだと再確認・再発見する「やっぱり」という意味合いでのみ使用でき、考えを変更する「やっぱり」という意味合いはない。そのほか、ヨクシと似た発音の「ホクシ」という単語があるが、「もしかして」という意味なので混同しないよう気をつける必要がある。
韓国語「ヨクシ」のハングル表記
「ヨクシ(さすが・やっぱり)」のハングル表記は「역시」である。また、「ヨクシ」の強調表現である「ヨクシナ(やっぱり!)」のハングル表記は、「역시나」である。そのほか、「ヨクシタダナネ(さすがだね)!」は「역시 대단하네」と表記し、「ヨクシ」と似た発音の「ホクシ(もしかして)」は「혹시」と表記する。韓国語「ヨクシ」の発音
「역시」の発音はカタカナ表記では「ヨクシ」である。「역(ヨク)」の発音は、カタカタ表記通り「ヨク」のままで通じる。「시(シ)」はカタカナ表記通りの発音で通じるが、「シー」と若干伸ばして発音するとネイティブに近くなる。そのため、「ヨクシ」よりも「ヨクシー」と発音するのがネイティブに近い。「ヨ」にアクセントをおき、「シ」の音を少し下げて発音するとよい。また、「さすが」という意味で「ヨクシ」を発音する場合は「ヨークシッ」と間延びさせ、語尾は歯切れよく発音するのが一般的である。- ≪韓国語≫ヨクシのページへのリンク