toulとは? わかりやすく解説

ツール【Toul】

読み方:つーる

フランス北東部都市モーゼル川とマルヌライン運河に沿い、町を囲む城壁が残る。トゥル


トゥル【Toul】

読み方:とぅる

ツール


トゥール (ムルト=エ=モゼル県)

(toul から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 04:32 UTC 版)

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Toul


トゥール大聖堂
行政
フランス
地域圏 (Région) グラン・テスト地域圏
(département) ムルト=エ=モゼル県
(arrondissement) トゥール郡
INSEEコード 54528
郵便番号 54200
市長任期 Nicole Feidt
(2008–2014)
自治体間連合 (fr) Toulois
人口動態
人口 16945人
(1999年)
人口密度 554人/km2
地理
座標 北緯48度40分30秒 東経5度53分30秒 / 北緯48.675度 東経5.89166666667度 / 48.675; 5.89166666667座標: 北緯48度40分30秒 東経5度53分30秒 / 北緯48.675度 東経5.89166666667度 / 48.675; 5.89166666667
標高 最低:200m
最高:400m
面積 30.59km2
Toul
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トゥール(Toul)は、フランス北東部、ムルト=エ=モゼル県の都市。

より知られているアンドル=エ=ロワール県の都市トゥール(Tours)とは、フランス語では表記も発音も異なる。

歴史

ヴォーバンによって要塞化されたトゥール

トゥールは古代ローマ時代にはトゥッルム・レウコルム(Tullum Leucorum)と呼ばれ、ガリア人の部族レウキ族(Leuci)の都市であった。

4世紀司教座となる。

612年にトゥールの近郊でアウストラシアブルグント王国に敗れた。870年のメルセン条約でトゥールは東フランク王国に、その後神聖ローマ帝国に属することとなり、後には帝国自由都市となった。1552年アンリ2世によりメスヴェルダンと共にフランス王国へ併合され、1648年ヴェストファーレン条約によって承認された。

1700年にトゥールはセバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバンによって要塞化された。1870年普仏戦争ではフランス軍がこの要塞に立て籠もったが、1か月包囲された後、9月23日の午前6時、64門の大砲による砲撃が始まり、2433弾が撃たれた後の午後3時に要塞は降服した。第一次世界大戦の際にはアメリカ合衆国空軍基地が置かれ、ムーズ・アルゴンヌ攻勢などで利用された。

1940年ナチス・ドイツのフランス侵攻をトゥールは5日間にわたって食い止めたが、第二次世界大戦中に市の40%が破壊された。

経済

長年軍隊(フランス陸軍およびアメリカ空軍)が駐屯していたが、1990年代初めの再編によって数千人が職を失った。

著名な出身者

姉妹都市

関連項目

外部リンク


Toul

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 08:12 UTC 版)

ツール」の記事における「Toul」の解説

トゥール (ムルト=エ=モゼル県) - フランス東部ムルト=エ=モゼル県都市トゥール駅 (ムルト=エ=モゼル県)(フランス語版) - 上記都市にあるフランス国鉄の駅。 トゥール郡 (ムルト=エ=モゼル県) - ムルト=エ=モゼル県の郡。

※この「Toul」の解説は、「ツール」の解説の一部です。
「Toul」を含む「ツール」の記事については、「ツール」の概要を参照ください。

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