シンクロナイザーリング
MTのキー式同期横構のなかで、外周のギヤスプライン部から押し力を受け、内周のコーン面が相手のギヤコーン面を圧着して回転を同期させる部品。材質は黄銅製が主で、外周スプライン先端のチャンファー角度は約120度。鍛造のままで、コーン面は円周方向にねじ状旋削構を入れ、さらに軸方向構を何箇所か間に入れてオイル切れをよくし、摩擦係数の安定化をはかっている。コーン角度は約7度で真円度公差は厳しい。相手のギヤコーン面は浸炭焼入れし研摩仕上げである。
参照 シンクロ機構、シンクロ径、シンクロナイザーコーン、チャンファー「synchronizer ring」の例文・使い方・用例・文例
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