SU-152 (自走砲)
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SU-152(ロシア語: СУ-152 スー・ストー・ピヂスャード・ドヴァー)は、KV-1Sのシャーシに固定戦闘室を設け、152mm ML-20S榴弾砲を装備した自走砲である。1943年3月より量産が開始され、ドイツのティーガー・パンターといった新型重戦車をクルスク戦において撃破したことにより「野獣ハンター」を意味する「ズヴェロボーイ」(«Зверобой» ズヴィラボーイ)と呼ばれるようになった(ただし、「ズヴェロボーイ」には「弟切草」という意味もあり、その後のソ連自走砲が草花の愛称で呼ばれたことを考慮すれば、SU-152の愛称もこちらの意味であった可能性もある)。その後、後継車両の出揃う1950年代までソ連軍で運用された。
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SU-152
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KV-1Sの車体に152mm榴弾砲を搭載した自走砲で、当初KV-14の名称で試作された。ドイツ軍のティーガー重戦車の登場により、これを撃破し得る車両が早急に必要となり、1942年1~2月、KV-1Sをベースにケースメート式戦闘室を設け、大口径火砲を搭載する本車が、たった25日間の期間で開発された。直ちに制式採用された本車は、1942年3月1日から生産が開始され、翌年秋までに約700両が生産された。
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