ばね上
ばね上質量
懸架ばねで支えられている質量のことで、懸架ばねが支える全重量を、重力の加速度で除したもの。懸架ばねとで振動系を構成し、振動状態を維持するように働く性質をもつ。この振動系は、バウンシング、ピッチング、ローリング、ヨーイングと呼ばれる固有振動をもつ。ただし、ピッチング、ローリング、ヨーイングについては、ばね上質量は車両前後、左右、上下の各軸まわりのばね上慣性モーメントとしてかかわる。
参照 バウンシング、ばね上、ばね上慣性モーメント、ピッチング、ヨーイング、ローリングばね上重量
(sprung mass から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/10 14:11 UTC 版)
自動車、オートバイあるいは戦車といった懸架装置(サスペンションを持つ)乗り物のばね上重量(ばねうえじゅうりょう)は、車両の総重量のサスペンションによって支持されている部分である。ほとんどの応用においてはサスペンション自身の重量の約半分を含む。ばね上重量には通常、車体、車枠、内部部品、乗員、貨物が含まれるが、サスペンション部品の反対側の部品(車輪、ホイールベアリング、ブレーキローター、キャリパー、無限軌道など)の重量は含まれない。後者は車両のばね下重量の一部である[1]。
- ^ “Sprung mass and Unsprung mass”. ZigWheels. 2014年7月19日閲覧。
- 1 ばね上重量とは
- 2 ばね上重量の概要
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