バージョン管理システム
情報をいつ、誰が、どのように変更したかという変更履歴を記録、管理するためのソフトウェア。情報が変更されるたびに、それをバージョン(版)として記録し、必要に応じて任意のバージョンを取り出せるようにするのが特徴である。このため、誤った変更を加えた場合でも、それを簡単に無効化できる。
個人的な情報管理にも役立つが、責任の所在を明確にしつつ作業分担できることから、共同作業時に使われることが多い。大規模なソフトウェアなどを効率的に共同開発するには、不可欠と言える。代表的なバージョン管理システムには「CVS」がある。
作業対象の情報や変更履歴は「リポジトリ」というデータベースで管理する。リポジトリの情報に変更を加えることを「チェックイン」、リポジトリから情報を取り出すことを「チェックアウト」と呼ぶ。
関連見出し
リポジトリ
チェックイン
チェックアウト
CVS
Subversion
関連URL
CVS(http://ximbiot.com/cvs/)
subversion.tigris.org(http://subversion.tigris.org/)
Revision Control System
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 02:55 UTC 版)
Revision Control System(RCS)は、初期のバージョン管理システムの1つ。プログラムや文書などの頻繁に改版されるテキストの管理に使われる。能率や機能は限定されるが、バイナリファイルのバージョンも管理できる。バージョンの記録にはdiffユーティリティを利用している。
- ^ “GNU RCS 5.10.1 available” (英語) (2 2月 2022). 3 2月 2022閲覧。
- ^ “Official RCS Homepage”. 2013年5月31日閲覧。“5.8版配布物件のタイムスタンプ”. 2013年5月31日閲覧。
- 1 Revision Control Systemとは
- 2 Revision Control Systemの概要
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