リデュース reduce
全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
ごみ発生抑制
- 英語のreduceは,減らすことを意味するが,外来語「リデュース」は,環境分野で,ごみを減らすことを意味する語として取り入れられた。
- 天然資源の消費を抑え環境への負担を減らす循環型社会の実現に向け,国が策定した「循環型社会形成推進基本計画」(2003年)に,廃棄物の発生を抑制する「リデュース」,使用済みの製品を再使用する「リユース」,廃棄物を原材料にして別の製品を作る「リサイクル」の三つが,「3R」としてうたわれている。
- 「3R」を話題にする場合も,「リデュース(ごみ発生抑制)」「リユース(再使用)」「リサイクル(再生利用)」などのように説明を付けたり,言い換えたりする配慮が望まれる。
- 「リユース(再使用)」や「リサイクル(再生利用)」が,再び使うための処理の過程で環境に負担をかけるのに対して,「リデュース(ごみ発生抑制)」は,ごみになるもの自体の発生を抑えるものである。環境に対して負担をかけない「リデュース(ごみ発生抑制)」は,循環型社会実現のための「3R」の取組の中では,最も優先度が高いと言える。
- 「廃棄物の発生抑制」「ごみの減量」「ごみを減らすこと」「ごみをなるべく出さないこと」のように,説明的な語句を用いるのも分かりやすい。
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