q-積分とは? わかりやすく解説

q-積分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/10 23:50 UTC 版)

量子解析学」の記事における「q-積分」の解説

函数 F(x)f(x) の q-原始函数であるとは、DqF(x) = f(x)満たすときに言い、 ∫ f ( x ) d q x {\textstyle \int f(x)\,d_{q}x} で表す。f の q-不定積分ジャクソン積分英語版)と呼ばれる公式 ∫ f ( x ) d q x = ( 1 − q ) ∑ j = 0 ∞ x q j f ( x q j ) {\displaystyle \int f(x)\,d_{q}x=(1-q)\sum _{j=0}^{\infty }xq^{j}f(xq^{j})} によって求めることができる。0 < q < 1 のとき、適当な 0 ≤ α < 1 に対して |f(x)xα| が半開区間 (0, A] 上有界となるならば、右辺の和は (0, A] 上で F(x)収束する上記の q-積分は、無限個の点 x = qj においてそれぞれ qj だけ跳んで増加する階段函数に関するリーマンスティルチェス積分である。そのような階段函数gq(t) と書けば、dgq(t) = dqt となる。

※この「q-積分」の解説は、「量子解析学」の解説の一部です。
「q-積分」を含む「量子解析学」の記事については、「量子解析学」の概要を参照ください。

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