ハイドロニューマチックサスペンション
ハイドロニューマチックスプリングを用い、作動油などのエネルギー作動媒体を作用させて空気ばねの特性を変化させ、媒体の反力で車体を支える懸架制御システム。乗用車の場合は一般にストラット構造にし、空気式アクティブサスペンション、あるいは空気ばねを主ばね(コイルばね)と並べたセミアクティブまたは電子式サスペンションとする。1989年、トヨタ・セリカのアクティブ姿勢制御はガス封入式ストラットのガス室を気体ばねとして用い、リニア圧力制御バルブで乗り心地制御と姿勢制御を実現した。姿勢制御は、作動油をストラットロッドの頂部から供給・排出させて内部の油量を増減し、コイルばね高さを修正する構造としている。コイルばねはエアポンプ非作動時のための補助ばねである。
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