ハイドロフォニアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハイドロフォニアの意味・解説 

ハイドロフォニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 10:20 UTC 版)

ハイドロフォニア
ロイネ・ストルトスタジオ・アルバム
リリース
録音 1998年2月 - 5月[1]
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル フォックストロット・レコード
リイシュー: インサイド・アウト・ミュージック
プロデュース ドン・アザロ
専門評論家によるレビュー
ロイネ・ストルト アルバム 年表
ザ・フラワー・キング
(1994年)
ハイドロフォニア
(1998年)
ウォール・ストリート・ヴードゥ
(2005年)
テンプレートを表示

ハイドロフォニア』(Hydrophonia)は、スウェーデンプログレッシブ・ロック・ミュージシャン、ロイネ・ストルト1998年に発表したスタジオ・アルバム

解説

全曲ともインストゥルメンタルで、ストルト率いるザ・フラワー・キングスのドラマーであるハイメ・サラザールと、同バンドの関連人脈のサクソフォーン奏者、ウルフ・ヴァランデルと共に録音された[2]。ストルト自身は、本作におけるマリンバや集団的な即興演奏の導入に関して、フランク・ザッパからの影響と説明している[3]

François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け、ザッパおよびキング・クリムゾンからの影響を指摘した上で、全体像に関して「ザ・フラワー・キングスのアルバムでは見られなかった、簡素な美しさに到達している。このグループのアルバムほど仰々しくなく、全編でメロディが強調されている」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「生と電気ギターを巧みに使いこなした幻想的かつ清楚な音の空間は、ごく自然に耳に馴染む」と評されている[4]

収録曲

全曲ともロイネ・ストルト作。

  1. "Cosmic Lodge" - 7:13
  2. "Shipbuilding" - 5:51
  3. "Little Cottage by the Sea" - 4:55
  4. "Wreck of HMS Nemesis" - 11:55
  5. "Bizarre Seahorse Sex Attack" - 6:00
  6. "Oceanna Baby Dolphin" - 3:26
  7. "Nuclear Nemo" - 6:27
  8. "Hydrophonia" - 6:11
  9. "Lobsterland Groove" - 6:19
  10. "Seafood Kitchen Thing" - 9:25

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b c Couture, François. “Roine Stolt - Hydrophonia Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年2月22日閲覧。
  3. ^ Roine Stolt interview regarding Agents of Mercy, The Flower Kings, Kaipa...”. psychedelicbaby (2011年). 2024年2月22日閲覧。
  4. ^ ロイネ・ストルト/ハイドロフォニア”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年2月22日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ハイドロフォニアのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハイドロフォニア」の関連用語

ハイドロフォニアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハイドロフォニアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハイドロフォニア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS