find (UNIX)とは? わかりやすく解説

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find (UNIX)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:06 UTC 版)

ここでは主にUnix系プラットフォームで利用できるディレクトリ検索プログラムであるfind(ファインド)について記述する。ファイルシステムの1つ以上のディレクトリツリー上で検索を行い、ユーザーの指定した基準にマッチするファイルを探す。既定の動作としては現在のワーキングディレクトリ配下にある全ファイルをリストアップする。さらに find はマッチした各ファイルに対して何らかのアクションを実行するよう指定できるため、大量のファイルを操作することができる非常に強力なプログラムであるといえる。正規表現によるマッチングもサポートしている。






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異なるファイル名のいずれかを探すfind . -type f \ -lsこの例では名前が 'jsp' または 'java' で終わるファイルを探す。括弧が必要であることに注意。また、"or" を "o" と略記することも可能。大抵のシェルでは丸括弧を "\" のようにエスケープする必要がある。-ls と -or は全てのバージョンの find で使えるわけではない。コマンド実行find /var/ftp/mp3 -type f -iname '*.mp3' -exec chmod 744 {} \;この場合、ディレクトリ /var/ftp/mp3 にあって名前が「.mp3」や「.MP3」などで終わるすべてのMP3ファイルについて、ファイルパーミッションを変更する。アクションは -exec chmod 744 {} \; の部分で指定されている。MP3ファイルそれぞれについて、chmod 744 {} というコマンドの {} の部分をファイル名に置き換えたものが実行される。セミコロンがコマンドの終わりを示している。なお、744 というパーミッションは普通に記せば rwxr--r-- であり、ファイル所有者は完全なアクセスが可能だが、それ以外のユーザーは読むことしかできない。xargsとの連携find /var/ftp/mp3 -type f -iname '*.mp3' -print | xargs chmod 744上の-execでは、該当するファイル1つにつき一度ずつプロセスを起動することとなり、効率が悪い。いったん-printで出力し、xargsによってコマンドラインとして渡せるだけの量をまとめて渡すことで、効率化することができる。なお、GNUプロジェクト版のfindには、ファイル名をヌル文字区切りで出力する-print0オプションがあり、xargs -0で解釈させることで、ホワイトスペースの入ったファイル名についても正常に処理可能となる。文字列検索
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