逆アセンブラ
別名:ディスアセンブラ
【英】disassembler
逆アセンブラとは、0と1で表現される機械語によって書かれたプログラム記述(オブジェクトコード)を、より人間の言語に近い英数字記述であるアセンブリ言語による記述(ソースコード)に変換するためのプログラムのこと。逆アセンブラを行うことを、逆アセンブルと呼ぶ。
元のソースコードに含まれている変数名などが、アセンブルを行った際になくなっているため、逆アセンブラを行うことで、完全に元のソースコードを復元することは難しい。ただし、CPUやメモリに対する処理動作を記述したソースプログラムが作成されるため、ソフトウェアの解析手段として用いられる。また、通常、プログラムデバッガは、逆アセンブル機能を備えているため、メモリ領域を指定することで、必要な部分の逆アセンブルが可能である。
なお、ソフトウェアの利用規定などで著作権保護の観点から、逆アセンブラを行うことを禁止している場合もあるので注意が必要である。
逆アセンブラと同じ種類の言葉
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