デザイン言語
英語:design language
デザイン言語とは、チーム内で認識の齟齬がないように共有することを目的として、デザインに関する配色や形などのルールを言語化したもののこと。いわば、デザイン上の要素の名称やトンマナ、タイポグラフィなどに名前をつけてまとめた「用語集」のようなものである。
デザイン言語という考え方は、2016年ごろからデザイン業界で話題になり始め、企業のデザインチームが内外に向けて策定する例が増えている。例えば、「背景グレー」「アイコングレー」「文字グレー」など配色にまつわる名前を付ける場合もあれば、「スワイプ」「フリック」など動作に関する認識を統一する場合もある。
デザイン言語があることで、Webサイトや製品に一貫性が持たせられ、またデザインする側としても一つ一つのデザインに迷うことなく、チームで共通の認識を用いて協調してデザインを行うことができる。
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