デザインの敗北
スタイリッシュなデザインを追求した結果、ユーザビリティが著しく損なわれ、極端に使い勝手の悪い(分かりにい・使いにくい)デザインになってしまっているさま。そのため消費者や利用者に嫌われたり、不本意な使われ方をされたり、あるいは、ユーザビリティを補うための説明的なラベルが貼られるなどして非常に野暮ったい(ダサい)デザインに成り下がったりしているさま。
往々にして「デザインの敗北」と呼ばれるデザインの多くは、製作側(デザイナーや発注者)が「カッコイイもの」を目指しすぎた結果、使う側にとって必要な情報や機能まで削ぎ落としてしまった、という自己満足の失敗作と評される。
「デザインの敗北」とは逆に、利用者・使用者に無理強いせずデザイン上の必然性として目的を達成するデザインが「デザインの勝利」と呼ばれることがある。
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