ベライム・マリン油田
読み方: べらいむ まりんゆでん
【英】: belayim marine oilfield
【英】: belayim marine oilfield
エジプトのスエズ湾内に位置する、同海域の代表的油田の1つ。 イタリアのアジップ社により1961年に発見された。 地質区としてはスエズ湾盆地(リフト盆地)に属し、集油形態は断層を伴う背斜構造、油層は第三紀中新世のベライム層、カリーム層、ルデイス層の砂岩で、深さは1,950~2,800メートル。発見当時に公表された究極可採埋蔵量は5億バレルであった。原油比重は29.0°API。 1990年の産油量は17万バレル/日、同年末における累計生産量は7億2,400万バレルであり、この時点で究極埋蔵量を越えていた(埋蔵量成長)。その後の産油量については不詳。 <主文献「世界の大油田」(1984)> (齊藤 隆、2007年3月) |
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