A330P2F
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:50 UTC 版)
A330の旅客型を改修した貨物型であり、名称のP2Fは "Passenger-to-freighter"(旅客機から貨物機へ)という意味である。改修対象はA330-200とA330-300の両型式であり、それぞれA330-200P2F、A330-300P2Fと呼ばれる。A330-300P2Fは、最大ペイロード(貨物搭載量)が61トンで、その条件での最大航続距離は3650海里(約6,760キロメートル)である。A330-200P2Fは、最大ペイロードが65トン、最大航続距離は4000海里(約7400キロメートル)である。A330-300P2Fとなった最初の機体は2017年12月にローンチカスタマーであるDHLエクスプレスへ納入された。A330-200P2Fの最初の機体は、2018年8月にローンチカスタマーのエジプト航空に納入された。 A330P2Fは、エアバスとシンガポールのSTエアロスペース(英語版)社、そして両社の合弁企業であるEFW社の共同事業として行われている。STエアロスペース社が貨物型への改修技術および許認可当局からの認証取得といった技術面を担当し、EFW社がマーケティングを担当している。また、改修作業はEFW社の施設で行われる。
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