フルトヴェングラー
ドイツの作曲家。指揮者として大きな功績を残し、20世紀の偉大な指揮者の1人に数えられ、その存在は神格化されているほどである。強固で深い精神性を特長とする。ブレスラウやミュンヘンで練習指揮者として経験を積み、リューベック歌劇場やマンハイム歌劇場、フランクフルトやベルリン国立歌劇場、ライプツィヒ・ケヴァントハウス管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニーの指揮者に就任した。ウィーンで指揮をしていた頃に、シェンカーに音楽学を学んだこともあった。ニューヨーク・フィルハーモニックやウィーン・フリルハーモニー、バイロイト、ベルリン国立歌劇場での客演指揮者や要職も務めている。第2次世界大戦中にドイツに留まって活動をしていたことが、戦後になってナチスへの協力と問題視されたこともあったが、無罪が承認されて指揮者としての活動を再開することができた。戦後は、各地を演奏旅行で回っている。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(Wilhelm Furtwängler, ドイツ語: [ˈvɪlhɛlm ˈfʊɐ̯tvɛŋlɐ], 1886年1月25日 ベルリン - 1954年11月30日 バーデン=バーデン)は、ドイツの指揮者、作曲家。伴奏ピアニストとしての演奏も行った。
- ^ 脇圭平・芦津丈夫『フルトヴェングラー』岩波新書、1984年、ISBN 978-4004202820、49頁。
- ^ 脇圭平・芦津丈夫『フルトヴェングラー』岩波新書、1984年、50頁。
- ^ 脇圭平・芦津丈夫『フルトヴェングラー』岩波新書、1984年、55頁。
- ^ 吉田秀和『世界の指揮者』新潮文庫、1982年、ISBN 978-4101242026 225頁。
- ^ 吉田秀和『世界の指揮者』新潮文庫、1982年、227頁。
- ^ 脇圭平・芦津丈夫『フルトヴェングラー』岩波新書、1984年、125、126頁。
- ^ ヴェスリンク『フルトヴェングラー 足跡-不滅の巨匠』111頁
- ^ 東京フルトヴェングラー研究会
- ^ フルトヴェングラー・センター
- ^ 同録音は、東芝が1955年に初めて出したLPレコードとなった(規格番号:HA-1001)。
- ^ ヴェスリンク『フルトヴェングラー 足跡ーー不滅の巨匠』128-129頁、334-338頁
- ^ 後年に『丸山眞男座談9』に再録(岩波書店)。
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