The Sidhとは? わかりやすく解説

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The Sidh

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 02:35 UTC 版)

ザ・シッド
The Sidh
出身地 イタリア
ジャンル インストゥルメンタル
ケルト音楽
プログレッシブ・ロック
EDM
活動期間 2010年 -
レーベル SAIFAM英語版
事務所 KELTIT[1]
公式サイト www.thesidh.it
メンバー イアン・アレクサンダー・マー
フェデリコ・メラート
サルバトーレ・パリアーロ
マイケル・スベット

The Sidh(ザ・シッド[2])は、イタリアインストゥルメンタルバンド。2010年、イアン・アレクサンダー・マー (Iain Alexander Marr) とフェデリコ・メラート (Federico Melato) によってイタリアで結成された[2][3]。2011年にはサルバトーレ・パリアーロ (Salvatore Pagliaro) と、マイケル・スベット (Michael Subet) が加入し、4人体制となる[3]。ザ・シッドは伝統的な民謡となるケルト音楽ロック電子音楽を融合させた演奏で知られるが、メンバーはアイルランド人でもスコットランド人でもなく、イアンはスコットランド人とのハーフではあるが、全員がイタリア人である[3]

2018年、音楽雑誌 Valkyries Webzine 誌によるインタビューの中で、イアンはスコットランド人とのハーフ環境で育ったことが音楽性に強く影響していると答えており[3]、フェデリコも幼い頃から地元で開催されるケルト音楽祭でパーカッションを習うため好んで参加しており、祭りの愛好家一家であったことが影響していると答えている[3]。また、後にギターとして参加したサルバトーレも、以前は別のバンドでバグパイプを習っていた[3]

なお、イタリアは紀元前4世紀始めから何百年もの間ケルト人によって北から侵略を受けたことでエトルスキによる支配が崩壊した[4]。この歴史から北イタリア地域の音楽性はケルト音楽の強い影響を受けている[3]

2012年にリンジー・スターリングのツアーに登壇したことが認知度の向上に繋がっており、アイルランドの多数のダンスカンパニーなどとコラボレーションする切っ掛けとなった[3]。なお、2015年にはリンジーのオープニングアクトを務めている。以後、ヨーロッパ各地で開催される多数のケルト音楽祭に出演している[3]

メンバー

ディスコグラフィー

アルバム

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ THE SIDH” (英語). THE SIDH公式ウェブサイト. 2023年1月5日閲覧。
  2. ^ a b (英語) THE SIDH, Incredible Italian Bagpipe Rockers Song "Utopia" - What's New (YouTube). Inspiring How UC That. (2021年8月21日). https://www.youtube.com/watch?v=s5I0vJSnAg0 2023年1月5日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i Rachel (2021年9月8日). “The Colorful History of The Sidh” (英語). UNTAPPED SOUND. WTC Creatives LLC.. 2023年1月5日閲覧。
  4. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “イタリア”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2023年1月5日閲覧。

関連項目

外部リンク




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