ソホ級フリゲートとは? わかりやすく解説

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ソホ級フリゲート

(Soho-class frigate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/24 21:38 UTC 版)

ソホ級フリゲート
基本情報
艦種 フリゲート
運用者  朝鮮人民軍海軍
建造期間 1980年-1982年
就役期間 1985年-2000年代
建造数 1
前級 羅津級フリゲート
次級 鴨緑級コルベット
豆満級コルベット英語版
要目
満載排水量 1600〜1845トン
全長 73.8m
最大幅 16.5m
吃水 3.8m
機関方式 ディーゼルエンジン×2基
出力 15000〜16000hp
乗員 190名
兵装
搭載機 Mi-4またはZ-5英語版輸送ヘリコプター
FCS
  • MR-104「ドラム・ティルト」(AK-230用)×1基
  • MR-123「ベース・ティルト」×1基?
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ソホ級フリゲートは、朝鮮民主主義人民共和国が建造したフリゲートである。朝鮮人民軍海軍において短期間運用された。

概要

ソホ級は全体を写した写真や映像が非常に少ない為、正確な形状は分からないものの双胴式でかつヘリコプター搭載能力を備えており、北朝鮮が建造した艦艇としては斬新な設計をしたフリゲートであったことが判明している[1]

1980年羅津造船所で起工。1983年頃に竣工し、艦番号「第823号」の名称が与えられたとされる[1]。羅津造船所で建造されたことから、東海艦隊所属であると推定される。

運用 

ソホ級は竣工後に行われた海上公試において重大な欠点が発覚したと推測され、公試後は羅津の港で3年間係留されていた[1]。就役後も殆ど航海することなく退役し、2009年中頃にスクラップ処理されたとの報告がある[2]

参考文献

  • 世界の艦船』 2001年9月号他
  • ステイン・ミッツァー、ヨースト・オリマンス 著、村西野安、平田光夫 訳『朝鮮民主主義人民共和国の陸海空軍』大日本絵画、2021年。ISBN 9784499233279 

脚注

関連項目

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