ショートブレッド
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ショートブレッド(英: Shortbread)は、スコットランドの伝統的な菓子である。
"short"は食感がサクサク、あるいはポロポロするという意味の形容詞で、"bread"はいわゆるパンのことであるが、この2つの単語が合わさるとひとつの名詞となり、その場合には「バタークッキー」(油分のたくさん入った分厚いもの)を指す。
概要
小麦粉・バター・砂糖・塩の4種類の材料のみで作られる。材料の配合の目安は、小麦粉100gに対し、バター50 - 60g、砂糖30 - 40g程度。
普通のいわゆるクッキーは、練ったバターに砂糖を混ぜ合わせ、砂糖がよく混ざったところへ溶き卵を少しずつ混ぜ(溶き卵は入れる場合と入れない場合がある)、よく混ざったらふるっておいた粉を入れ、ひとまとめにしてから成型する。ショートブレッドの場合は、ふるっておいた粉にバターを切り混ぜてポロポロにしてから砂糖を入れるという、クッキーとは逆の手順になる。
もっとも一般的な形状のものは「フィンガー」(fingers)と呼ばれる長方形のもので、粉・バター・砂糖の順に混ぜてひとまとまりになってから手でさらに練り、平らな長方形に形作って冷蔵庫で冷やして固め、硬くなってから小さな長方形に切り分け、表面にフォークで窪みを作ってから、予熱をしておいたオーブンで焼き上げる。
既成品では、イギリス・スコットランドのウォーカー社(Walkers)の製品がある。
参考文献
関連項目
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