SX-Aurora TSUBASA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:32 UTC 版)
「NEC SX」の記事における「SX-Aurora TSUBASA」の解説
詳細は「NEC SX-Aurora TSUBASA」を参照 2017年10月25日に、発売予定を発表した。演算器周辺は前世代までと同様のパイプライン演算器だが、ノードをPCIeカードに実装し、それを1枚使用するデスクサイドマシン形態の最小構成から、多数使用するラック実装のスーパコンピュータセンタ向けまでを揃えている(地球シミュレータの更新が2020年代前半にあると思われるが、それとの関連についての情報は2018年末の時点では無い)。そしてPCIe化にともない、管理側のシステムが変更され、ハードウェアの面では管理側(NECでは、演算側の「ベクトルエンジン」に対し「ベクトルホスト」と呼んでいる)が独自の専用アーキテクチャからx86機ベースに、ソフトウェアの面ではOSはSUPER-UXから、Unix系である点は同じだがLinuxに更新された。8コアのベクトルエンジンは、SX-ACEと比較し、性能当たりの消費電力を1/5に、設置面積を1/10に、CPUコア性能を307GFLOPSに、データ転送速度をCPUコア当たり150GB/sとした。
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