SX-6
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2001年(平成13年)10月発表。シングルノードの最大CPU数は8個(64GFLOPS)、最大共有メモリ容量は64GB、主記憶転送速度は256GB/sであった。地球シミュレータのシングルノードを改良(メモリ容量が2倍)したものを用いている。従来はスカラー部とベクトル部は同期動作だったが、地球シミュレータ同様にベクトル部がスカラー部の倍速で動作するように改良された。クロック2ns(500MHz)で動作するスカラ[要曖昧さ回避]演算ユニットと、クロックが1ns(1GHz)で動作する8本のベクトルパイプラインを持つ、1チップベクトルプロセッサから構成されている。0.15μmCMOSプロセスを採用している。 2001年11月にデスクサイドモデルSX-6i(1CPU、メモリ最大搭載量8GB)を発表。 2003年9月に9GFLOPS CPUとシングルノード当たりの最大メモリ容量が2倍(128GB,主記憶転送速度289GB/s)の機種を発表。
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