SMSでのセッション管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 23:31 UTC 版)
「セッション (コンピュータ)」の記事における「SMSでのセッション管理」の解説
HTTPと同様にSMSもステートレスプロトコルである。米国では、1999年にSMSが他社ネットワーク間で相互利用できるようになり、 テキストメッセージがユビキタスでグローバルな通信形態へと普及し始めるにつれ、 様々な企業が商業目的でのSMS活用に関心を向け始めた。サービスは当初一方向通信であったため、セッション管理は必要なかった。今日では、こうした応用例はアプリケーション・ツー・パーソン (A2P) メッセージングと呼ばれるが、これはパーソン・ツー・パーソン (P2P) メッセージングとは全く異なる。対話型の企業アプリケーションの開発にはセッション管理が必要であったが、SMSはGMS標準で定義されているようにステートレスプロトコルであるため、 初期の実装はエンドユーザにコマンドとサービス識別子を手動入力させることでクライアントサイドで制御された。
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