SBIハイブリッド預金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:00 UTC 版)
「住信SBIネット銀行」の記事における「SBIハイブリッド預金」の解説
SBIハイブリッド預金は、その預金残高が、SBI証券の証券口座の買付余力として即時反映されるタイプの預金である。この預金は、一部の文書ではハイブリッド普通預金という名称で案内されている。2008年7月1日にSBIイー・トレード証券がSBI証券に商号変更するまでは、イートレ専用預金という名称であった。 SBI証券で現物買いをした場合には、受渡日当日の朝にハイブリッド預金から証券口座に資金が振り替えられ、現物売りをした場合には、受渡日当日の朝に証券口座からハイブリッド預金に資金が振り替えられる。信用取引の追加保証金が必要になった場合には、住信SBIネット銀行の代表口座(ハイブリッド預金ではない普通預金口座)からハイブリッド預金に必要額を自動で振り替えるように設定しておくこともできる。 なお、ハイブリッド預金の資金を住信SBIネット銀行のキャッシュカードで引き出したり、振り込んだりすることはできず、一旦代表口座に振替をした上で、引出しや振込をする必要がある(以前は、SBI証券の証券カードで入出金に対応していたが、証券カードの利用停止に伴い、現在は非対応となっている)。 この預金の開始当初、公式サイトには、MRF(証券口座に入金した資金の自動運用に利用される投資信託)の利回りよりも高い金利を目指すと記載されていた。この記載は、2009年(平成21年)春を最後に、公式サイトから削除されている。現在では、一部のMRFの運用利回りがハイブリッド預金の金利を上回っている。なお、2011年(平成23年)6月27日を以って、新規のMRFの受け入れを中止し、解約のみ(同日時点で未成年が名義人の場合は、20歳に達した時点で同様の条件となり、同日時点ではMRFの受け入れ停止とはならない)の取り扱いとなる。 預金保険制度の対象となっている。従って、1,000万円まで保障される。 少額貯蓄非課税制度(マル優)の取り扱いはしていない。
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