SAC-0 ストラトス・ゼロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:54 UTC 版)
「ストラトス・フォー」の記事における「SAC-0 ストラトス・ゼロ」の解説
旧式超高々度迎撃機。本編開始の数十年前、天体危機管理機構の前進であるSS計画に基づいて開発された。大気圏内から宇宙空間への直接飛行が可能な機体で、ジェット燃料とロケット燃料の両方を搭載するため、主翼がインテグラルタンクを兼ねた巨大なデルタ翼機となった開発には米国とロシアが水面下で主導権争いをしつつも戦略爆撃機の技術を持ち寄って協力し、機体形状は米国製のB-58ハスラーやXB-70ヴァルキリー、コクピット周囲はTu-160ブラックジャックに似ており、クズネツォフRD204エンジンを搭載している。米国で2機が試作され、エドワーズ空軍基地にあるNASAドライデン飛行テストセンターで試験された。彗星迎撃部隊が宇宙空間から発進するコメットブラスターと地上の基地から発進するが宇宙には上がらないメテオスイーパーの部隊に分かれたため、初飛行前に計画が中断された。
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