Roger Rabbit's Car Toon Spinとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Roger Rabbit's Car Toon Spinの意味・解説 

ロジャーラビットのカートゥーンスピン

(Roger Rabbit's Car Toon Spin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 01:44 UTC 版)

ロジャーラビットのカートゥーンスピン (Roger Rabbit's Car Toon Spin) は、世界のディズニーパークにあるアトラクション

このアトラクションが存在するパーク

概要

ロジャーラビットのカートゥーンスピンRoger Rabbit's Car Toon Spin)は、映画『ロジャー・ラビット』をモチーフにしたライド型アトラクション。イエローキャブタクシー)型のライドに乗り、同作の世界を巡る。ライドにあるハンドルを使って、自分たちでライドを回す事ができる。

アトラクション名の「カートゥーン」は、「Cartoon」ではなく「Car」+「Toon」の洒落。

ストーリー

ロジャー・ラビットの妻、ジェシカ・ラビットが悪党イタチ達によって誘拐された。そこでジェシカを助けに行ったロジャーのあとを追って、イエローキャブのレニーに乗りトゥーンタウンの裏通りや路地を巡る。 ところが出発した途端、あの悪党イタチ達に遭遇する。イタチ達はトゥーンを溶かす猛毒な液体「ディップ」を道路に流したため、イエローキャブのタイヤが溶かされ、ハンドルがきかなくなってしまう。やがてイエローキャブはレストランの壁を突き破ったり、ビルの屋上に突っ込んだりと破茶滅茶なドライブをする。最終的に悪党イタチ達に追われ、逃げ場を失ってしまうが、ロジャーが「インスタント穴」を壁に貼りつけ、見事脱出をする[1]

歴史

当初ディズニーランドでは、メインストリートUSAの背後にロジャー・ラビットをメインキャラクターとした新たなテーマランド「ハリウッドランド」の建設を計画し、「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」はそのメインアトラクションとして設計されていた。また、ディズニー・ハリウッド・スタジオおよび東京ディズニーランドでも、ロジャーラビットをメインキャラクターとしてアトラクションの導入が計画されていた。

しかし、その後ユーロ・ディズニーランド(現:ディズニーランド・パリ)の経営状態悪化などにより、ディズニー社が大規模投資を見送ったため、新ランドの建設は白紙撤回された。ただ、「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」のみは、トゥーンタウンのアトラクションとしてオープンすることとなった。また、東京でも、トゥーンタウンの導入と同時にそのアトラクションの1つとしてオープンすることとなった。

他のパークでは現在に至るまで導入されていない。

各施設紹介

ディズニーランド

ロジャーラビットのカートゥーンスピン
Roger Rabbit's Car Toon Spin
オープン日 1994年1月26日
スポンサー なし
定員 1台2人
利用制限 なし
ファストパス なし
シングルライダー 対象外

世界のディズニーパークの中で最初に設置されたもの。当初は、新テーマランド「ハリウッドランド」のメインアトラクションとなる予定であったが、「ハリウッドランド」計画そのものが中止されたため、このアトラクションのみトゥーンタウンに組み込まれる形で存続した。

東京ディズニーランド

ロジャーラビットのカートゥーンスピン
Roger Rabbit's Car Toon Spin
オープン日 1996年4月15日
スポンサー なし
定員 1台2名
利用制限 補助無しで座っていられること
ファストパス 対象外
シングルライダー 対象外

ユーロ・ディズニーランド(当時)およびディズニー・ハリウッド・スタジオでの採用が中止となったが、東京ではトゥーンタウンのオープンと共に採用された。ライドの定員はアナハイム版より少なく1台2名であり、アナハイム版と異なりファストパスには対応しない。その他の内容はアナハイム版とほぼ同一。

7歳未満の子供が搭乗するには保護者との同乗が必要。

列が長い時のみ、ジョリートロリーの車庫であるトロリーバーンを待ち列として使用された[1]

トリビア

入口のナンバープレート
  • 「2N TOWN」トゥーンタウン
  • 「1D N PTR」ウェンディ&ピーター(ピーター・パン
  • 「CAP 10 HK」キャプテン・フック(ピーター・パン)
  • 「2PD 2DA」ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(南部の唄
  • 「FAN T C」ファンタジー
スマート・アス指名手配のポスター和訳
"ずる賢い男"のイタチ
以下のために13の州で指名手配中。
  • トゥーン誘拐
  • 銃器による襲撃
  • 窃盗罪
  • すごい窃盗罪
  • ものすっごい窃盗罪
TOBYという亀のポスター
映画『ロジャー・ラビット』作中、トゥーンタウンの路地裏にも同じものが貼られている。
また、1973年のディズニー映画、『ロビン・フッド』にもトビーという名前の亀が登場する。
ボンゴ・ザ・ゴリラがゲストに話しかけてくる
ボンゴ・ザ・ゴリラとの合言葉は映画『ロジャー・ラビット』では「ウォルト・ディズニー」だったが、アトラクション内の設定では、合言葉が変わっている。

脚注

出典

  1. ^ a b 『東京ディズニーランド大ガイド 海外のディズニーパテーマパークガイド付き』(第1版)講談社、東京、1997年11月4日。ISBN 4-06-267602-8OCLC 170207940 

関連項目

外部リンク


「Roger Rabbit's Car Toon Spin」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Roger Rabbit's Car Toon Spin」の関連用語

Roger Rabbit's Car Toon Spinのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Roger Rabbit's Car Toon Spinのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロジャーラビットのカートゥーンスピン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS