六元素情報システム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/27 12:05 UTC 版)
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LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER
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| 種類 | 株式会社 |
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| 本社所在地 | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島一丁目2番13号 LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER 12階 北緯35度27分39.3秒 東経139度37分33.6秒 / 北緯35.460917度 東経139.626000度座標: 北緯35度27分39.3秒 東経139度37分33.6秒 / 北緯35.460917度 東経139.626000度 |
| 設立 | 2012年9月20日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 3010401101938 |
| 事業内容 | システム設計・開発・コンサルティング、ITサービス・ソリューション提供 |
| 代表者 | 余澤洋平(代表取締役社長)[1] |
| 資本金 | 5,000万円[1] |
| 売上高 | 48億3,000万円(2023年12月期)[1] |
| 従業員数 | 270人(2023年12月現在)[1] |
| 決算期 | 毎年12月31日 |
| 外部リンク | https://www.rgsis.com/ |
RGS株式会社(アールジーエス、旧社名:六元素情報システム)は、横浜市西区に本拠を置く日本のIT企業。金融システム開発や先端技術開発、Salesforce導入、ローコード開発などを行う[2]。
概要
システム開発を軸にITソリューションを提供[3]。日本の社会インフラである金融系システムを裏で支えるソリューションの開発を行う。生活や教育などに及ぶ幅広い領域で、独自のプロダクトを開発する事業にも注力[4]。
SI(システムインテグレーション)事業を基軸とするが、中でも金融システム開発では、大手SIerと長年連携[4]。金融系のシステムダウンを始め、データの改ざんの防止には、高いセキュリティ技術が求められるが一方で、常に使える、アクセスできるなど、ユーザーの利便性と相反する課題があるが、それらの解決と低コストを実現し[4]、2024年には最大の顧客から「最優秀パートナー賞」を授与される[4]。
2021年リリースの『Rakumon』(ラクモン)はITを活用することで教育の中間コストを抑制することで家庭学習の環境から生じる教育格差を解決し、同時に大学生や教員の給料水準の向上を実現することを目指したプラットフォームである[5]。同じく2021年に特許を取得した独自開発のプロダクトで、Webアプリケーション向けのローコードのUI・APIテスト自動化ツール『ATgo』を新事業の主力商品とする[6][7][4]。「ATgo」は代表の余澤が、日本のシステム開発はテスト工数が膨大で、開発コストを高くしている原因と気付き、テスト工数を大幅に削減できるツールとして開発した[3]。
「第37回 独創性を拓く 先端技術大賞」(主催:産経新聞社、後援・文部科学省、経済産業省、フジテレビジョン、ニッポン放送、特別協力・アカリク)協賛[8]。
2025年10月には社名を現在のRGS株式会社に改称。
社名の由来
旧社名の六元素情報システムの社名は、企業を発展させるための「顧客」「従業員」「株主」「社会」「パートナー」「ライバル」の6つの要素を大事にしたいという想いから名付けられた[2]。
新社名のRGS株式会社は、「Revolution Generate Society(一つの革新で、社会の明日を変える)」の意味[9]。
沿革
- 2012年
- 2019年
- 11月27日、Pegasystems Inc. (NASDAQ: PEGA)の日本法人、ぺガジャパン株式会社とアライアンス契約を締結[10]。
- 2021年
- 2024年
- 7月11日、「パートナーシップ構築宣言」を公表[11]。
- 7月23日-24日 - エンジニアの事業貢献を応援するカンファレンス「Developers Summit 2024 Summer」にスポンサーとして協賛[12]。
- 8月24日、ビジネスAIソリューション「BrainGo powered by ChatGPT」を提供開始[13]。
- 12月20日、『生成AIアプリケーション開発入門 基礎から応用まで学べるエンジニア向け実践ガイド』を発売[14]。
- 10月1日、社名を六元素情報システム株式会社から、RGS株式会社に改称[9]。
加盟団体
脚注
- ^ a b c d e “会社概要 | 企業情報 | 六元素情報システム”. 六元素情報システム. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c “日本のシステム開発AIの活用で改革”. エコノミスト. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c d e “ハイレベルの金融ITソリューションを担う六元素情報システム株式会社でエンジニアが活躍する環境とは”. ミライのお仕事. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c “【メディア出演】TBSラジオ「テンカイズα」六元素情報システム代表・余 平 インタビュー”. 六元素情報システム株式会社. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “企業向けAI活用サービス・開発会社まとめ”. IVRy (2024年12月16日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “【2024年最新】おススメの企業向けAI関連サービス・開発会社まとめ”. AI総研 (2024年10月22日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “六元素情報システムが協賛する「第37回 独創性を拓く 先端技術大賞」授賞式が開催されました”. 六元素情報システム株式会社 (2024年7月26日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b “社名変更完了の社長挨拶”. RGS株式会社. 2025年10月27日閲覧。
- ^ “六元素、PegasystemsとDXの分野でアライアンス契約を締結”. 六元素情報システム (2019年11月27日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “「パートナーシップ構築宣言」を公表しました”. RGS. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “テスト自動化ツール「ATgo」、Developers Summit 2024 Summerに協賛”. RGS株式会社. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “ビジネスAIソリューション「BrainGo powered by ChatGPT」を提供開始”. 六元素情報システム株式会社 (2024年8月24日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “書籍『生成AIアプリケーション開発入門 基礎から応用まで学べるエンジニア向け実践ガイド』を発売します”. 六元素情報システム. 2025年1月5日閲覧。
外部リンク
- 六元素情報システムのページへのリンク