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パン・ソニック

(Pan Sonic から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 16:01 UTC 版)

パン・ソニック
基本情報
別名 パナソニック(Panasonic
出身地  フィンランド南西スオミ県トゥルク
ジャンル
活動期間 1993年 - 2010年
レーベル ミュート・レコード
旧メンバー

パン・ソニックフィンランド語: Pan Sonic)はフィンランドを拠点に活動した、IDMエレクトロニカといったジャンルに属するグループである。

経歴

1993年に結成。初期はミカ・ヴァイニオ (Mika Vainio) とイルポ・ヴァイサネン (Ilpo Väisänen) の2人のメンバーにて構成されていた。1994年に同じくフィンランド人のサミ・サロ (Sami Salo) が加わり3人での活動を始めるが、1996年に兵役のためサミ・サロが去り、2010年の解散まで2人で活動を行った。

音楽的なルーツはスロッビング・グリッスルアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンなどのインダストリアルダブレゲエなど多岐に渡る。彼らの生み出す、緩急自在に変化するビートと電子音を自由自在に加工し歪ませたノイズは、リスナーを激しい音の嵐と静寂が行き交う荒涼とした空間へと誘う。

当初はPanasonicという名前であったが、既にブランド名として使っていたパナソニック(松下電器産業)からのクレームにより現在の名に変更されている。その「抜かさざるを得なかったAの文字」は、1999年のアルバム名に生き残っている。

ファッションショーでの音楽担当を含め複数の来日歴があり、2007年2月にも来日したが、直前になりイルポ・ヴァイサネンがインフルエンザを発病し来日が遅れ、山口市で予定されていたライヴは急遽ミカ・ヴァイニオと灰野敬二との共演となった。パン・ソニックの二人は灰野に対して敬意を表しており、思いがけないところで共演が実現したことになる(なお、のちにヴァイサネンも加わった形で改めて共演し、ライブアルバムを残している。)

なお、解散後2016年にサウンドトラックを発表している。ヴァイニオ、ヴァイサネンの両者は独自に音楽活動を継続し、 今後Vainio/Väisänenとして作品を発表することもありうるとしていた。しかし、2017年5月13日、ミカ・ヴァイニオが急逝したため実現はおそらく不可能となった。

ディスコグラフィ

アルバム

# 発売年 タイトル 備考
Blast First
1st 1995年 Vakio
2nd 1997年 Kulma
3rd 1998年 Endless 'Vainio Väisänen Vega'名義。
スーサイドのアラン・ヴェガ(Alan Vega)との共作。
4th 1999年 A
5th 2001年 Aaltopiiri
6th 2003年 V カナダで行われたメルツバウとの競演を収めたライブアルバム
7th 2004年 Kesto英語版
Mego英語版
8th 2005年 Recurrection River 「Vega/Vainio/Väisänen(VVV)」名義。
アラン・ヴェガとの共作。
Allquestions
9th 2005年 Nine Suggestions 「Duncan/Vainio/Väisänen」名義。
ジョン・ダンカン(John Duncan)との共作。
Blast First Petite
10th 2007年 Katodivaihe
11th 2009年 Shall I download A Blackhole And Offer It To You 灰野敬二との競演を収めたライブアルバム。
12th 2010年 Gravitoni
13th 2014年 Oksastus ライブアルバム
14th 2016年 Atomin Paluu 同名の映画のサウンドトラック。
公式的にはこれがパン・ソニックとしての「最後」のアルバム。

EP / シングル

# 発売年 タイトル 備考
Sähköフィンランド語版
1st 1994年 Panasonic EP
Blast First
2nd 1996年 Osasto EP
3rd 1998年 Arctic Rangers 2 x7
4th Medal 12 アラン・ヴェガとの共作。
5th 1999年 B
6th Destria (Live)
Kitchen Motors英語版
7th 2001年 Motorlab #3 Barry Adamsonとの共作。

外部リンク


「Pan Sonic」の例文・使い方・用例・文例

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