OdbcConnection.ReleaseObjectPool メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OdbcConnection.ReleaseObjectPool メソッド

基になる最後の接続が解放されたら ODBC ドライバ マネージャの環境ハンドルを解放できることを示します。

名前空間: System.Data.Odbc
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Sub ReleaseObjectPool

Visual Basic (使用法)

OdbcConnection.ReleaseObjectPool

C#

public static void ReleaseObjectPool
 ()

C++

public:
static void ReleaseObjectPool ()

J#

public static void ReleaseObjectPool
 ()

JScript

public static function ReleaseObjectPool
 ()

解説

ReleaseObjectPool を呼び出して、ODBC の環境ハンドルを解放できます。このメソッドは、その接続オブジェクトを使用しなくなった場合などに呼び出すことができます。環境内のすべての接続が閉じると、その環境は破棄できます。このメソッドを呼び出すだけでは、環境内のアクティブな接続は実際には解放されないことに注意してください。

環境を最終的に破棄するには、次の処理を実行する必要があります。

1. Close を呼び出して、OdbcConnection オブジェクトを環境から解放します。

2. 各接続オブジェクトをタイムアウトさせます。

3. ReleaseObjectPool を呼び出します。

4. ガベージ コレクションを起動します。

逆に、すべてのアクティブな接続に対して Close を呼び出し、ガベージ コレクションを起動しても、ReleaseObjectPool を呼び出さない限り、その環境用に予約されたリソースは利用可能な状態で残されます。

環境ハンドルが解放された後、新しい OdbcConnection が要求されたときに新しい環境が作成されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1

参照

関連項目
OdbcConnection クラス
OdbcConnection メンバ
System.Data.Odbc 名前空間
その他の技術情報
データ ソースへの接続