ニードル・ポイント(Needle Point)
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ヘリックス種(Helix) 「針の先」という名前が示すようにミニチュアでバードフット型のアイビー。 アイリッシュ・レイスの変異種らしいが正確にはわからない。 本来は数ミリほどの小さな葉だが施肥をするとすぐに十倍ほども大きくなる。 写真はやや大きくなった姿。 施肥によってサイズが変わるタイプのアイビーは幾つもあるがいずれも大きくなるのは速く、小さいサイズに戻すのはむつかしい。 小さな鉢に植え、少ない肥料で辛抱強く育てるのだが、油断するとすぐに体重が増えるところは人間のダイエットに似ている。 日本ではこの数年ミニチュア型がしだいに人気を高めているが、国内で最初に流通したのがこのニードル・ポイントだった。 (アイリッシュ・レイスとトパゾライト参照) |
プチポワン
プチポワン (Petit Point) (プチポアン)は刺繡の一種。18世紀のウィーンで編み出された技法で、拡大鏡を使用して手刺繡で 1 平方センチあたり 121-225 目のテント・ステッチ(ハーフクロスステッチと似ており、布地の裏に多く糸を渡して刺す技法)を施した物をさす。
目が細かいことから、通常のクロスステッチと異なり、絵画的な表現を行うことができる。ウィーンの伝統刺繡だが、近年では、安価な韓国製機械刺繡のものが多く出回っている。
マリー・アントワネットをはじめ、ハプスブルク家の女性たちが好んだと言われている。
日本では、手芸作家の久家道子がプチポワンに関する本を出版している[1][2]。
また、小さな宝石や真珠のアクセサリーのことをプチポアンと呼ぶことがある。襟や袖口などにワンポイントとして用いられる。
参考文献
- ^ 久家道子『プチポアン―刺しゅうの宝石』日本ヴォーグ社、2000年ISBN 978-4529034098 。
- ^ 久家道子『プチポアンの花―久家道子のエンブロイダリー』文化出版局、1992年ISBN 978-4579105656
外部リンク
「Needle Point」の例文・使い方・用例・文例
- 米国陸軍士官学校 《West Point にある》.
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