NTLMとケルベロス認証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 23:05 UTC 版)
「NT LAN Manager」の記事における「NTLMとケルベロス認証」の解説
マイクロソフトではWindows 2000以降およびActive Directoryドメインにおいてはケルベロス認証を推奨の認証プロトコルとしており、Windowsドメイン(英語版)に参加しているサーバで広く利用されている。 一方、NTLMは以下のような状況で現在でも使われている。 IPアドレスで指定されたサーバにクライアントが認証する 異なるActive Directory(ディレクトリ間の信頼モデルではなく旧式のNTLMの信頼モデルを使用している)に参加しているサーバにクライアントが認証する ドメインに参加していないサーバーにクライアントが認証する Active Directoryのドメインが存在しない("workgroup"あるいは"peer-to-peer"と参照されることが多い) ファイアーウォールがケルベロス認証に必要なポート(通常はTCP 88)の使用を制限している Windows Vista以降では、LMおよびNTLMは既定では使用されない。NTLMは内部認証には使用されているが、外部向けの認証ではNTLMv2が使用される。古いバージョンのWindowsでも同様の設定を行うことが可能である。
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