Nova 4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:01 UTC 版)
「データゼネラルNova」の記事における「Nova 4」の解説
データゼネラルは当初、Nova 3をそのラインの最後の製品とし、Nova を新しい Eclipse 機に置き換えることを計画していた。 しかし、継続的な需要があったため、今回は4つの AMD Am2901 ビットスライス ALU に基づく Nova 4 機が開発された。 この機械は最初から Nova 4 と Eclipse S/140 の両方に対応するように設計されており、それぞれ異なるマイクロコードが使用されていた。 浮動小数点コプロセッサも利用可能で、別のスロットを占有していた。 追加オプションとしてメモリマッピングがあり、バンクスイッチングを使用して最大128 k語のメモリにアクセスできるようになっていた。 初期の機械とは異なり、Nova 4 にはフロントパネルコンソール(英語版)がなく、必要に応じてターミナルを使用してコンソールをエミュレートしていた。 Nova 4には、Nova 4/C、Nova 4/S、Nova 4/Xの3つのバージョンがあった。 Nova 4/Cは、シングルボード実装で、すべてのメモリ(16k語または32k語)を搭載していた。 Nova 4/Sと4/Xは別々のメモリボードを使用していた。 Nova 4/Xでは、オンボードメモリ管理ユニット (MMU)が有効になっており、最大128 k語のメモリを使用することができる(MMUはNova 4/Sにも搭載されていたが、ファームウェアでは無効になっていた)。 4/Sと4/Xには、必要とされる前にメモリから最大2つの命令をフェッチすることで性能を向上させる「プリフェッチャ」が搭載されていた。
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