NOVA 書き下ろし日本SFコレクションとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > NOVA 書き下ろし日本SFコレクションの意味・解説 

NOVA 書き下ろし日本SFコレクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 06:22 UTC 版)

NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』(ノヴァ かきおろしにほんエスエフコレクション)は、河出書房新社が刊行していた書き下ろしSF短編のアンソロジー。編者は大森望。2009年12月に刊行が開始され、年2冊程度刊行された[1]。第10巻までを第一期として区切り、第11巻以降はNOVA+とタイトルを改め、第13巻以降は「刊行年度+季節」の表記で展開している。

概要

河出書房の河出文庫より刊行。編者の大森望が、「2010年代の日本SFの中軸を担うべき作家たち」[1]に依頼した書き下ろしの短編作品が収録されている。第10巻までの第一期により、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門を受賞。

第1巻には、河出書房新社より刊行の予定だった伊藤計劃『屍者の帝国』の冒頭部が特別に収録されている。

収録作品リスト

NOVA 1

新城カズマにも声が掛けられていたが、長編『15×24』の刊行と重なったため、2巻以降の掲載となった[1]

NOVA 2

NOVA 3

NOVA 4

NOVA 5

NOVA 6

NOVA 7

NOVA 8

NOVA 9

NOVA 10

NOVA+ バベル

NOVA+ 屍者たちの帝国

屍者の帝国』の設定を使って書き手に依頼されたアンソロジー集。

NOVA 2019年春号

NOVA 2019年秋号

NOVA 2021年夏号

NOVA 2023年夏号

  • 『NOVA 2023年夏号』2023年4月6日発売、 ISBN 978-4-309-41958-9 - 全作家女性特集号
    • 池澤春菜「あるいは脂肪でいっぱいの宇宙」
    • 高山羽根子「セミの鳴く五月の部屋」
    • 芦沢央「ゲーマーのGlitch」
    • 最果タヒ「さっき、誰かがぼくにさようならと言った」
    • 揚羽はな「シルエ」
    • 吉羽善「犬魂の箱」
    • 斧田小夜「デュ先生なら右心房にいる」
    • 勝山海百合「ビスケット・エフェクト」
    • 溝渕久美子「プレーリードッグタウンの奇跡」
    • 新川帆立「刑事第一審訴訟事件記録 玲和五年(わ)第四二七号」
    • 菅浩江「異世界転生してみたら」
    • 斜線堂有紀「ヒュブリスの船」
    • 藍銅ツバメ「ぬっぺっぼうに愛をこめて」

NOVAコレクション

河出書房新社から「NOVAコレクション」として刊行された作家個人の単行本

  • 『星を創る者たち』谷甲州 2013年9月26日
  • 『社員たち』北野勇作 2013年10月29日
  • 『新生』瀬名秀明 2014年2月5日
  • 『アンドロギュヌスの皮膚』図子慧 2014年2月14日

脚注

  1. ^ a b c 『NOVA 1』あとがき参照

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NOVA 書き下ろし日本SFコレクション」の関連用語

NOVA 書き下ろし日本SFコレクションのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NOVA 書き下ろし日本SFコレクションのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNOVA 書き下ろし日本SFコレクション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS