NIST版とは? わかりやすく解説

NIST版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:56 UTC 版)

国際単位系国際文書」の記事における「NIST版」の解説

米国NISTアメリカ国立標準技術研究所)は、米国での運用のために、BIPM版にわずかの編集施してNIST Special Publication 330: The InternationalSystem of Units (SI)(NIST SP 330)として、別に発行している。最新版2019年版である。 NIST版は、前項の表に示したとおりである。BIPM版との主な相違点下記の通りである。 1970-1986年までは、NIST前身であるNBS、1991-2019年は、NIST発行元である。 タイトルは、一貫してSpecial Publication 330 である。「SP 330」と略称されるBIPM版とは異なり、版番号うたっていない。 19702019年版まで一貫して小数点BIPM版での「コンマ」に替えて、「ピリオド」を用いている。 1970-1974年までは、綴りとして、BIPM同一の、metre, deca, caesium, litre, tonne を用いている。1977年以降は、meter, deka, cesium, liter, metric ton用いている。 1970-1991年版までは、イギリスNPLとの共同訳であることをうたっている。 1998年版は、2000年6月補遺版を含んでいて、2001年版称している。 2008年版には、4.3節を設けてBIPM版には存在しない10curie, roentgen, rad, remの4単位の表)を付け加えている。これは、全ての版を通じてBIPM版との最も大きな相違点である。 2008-2019年版では、リットル記号は「L」のみを掲げている(BIPM版では、1981年版第4版以降、l,L の2つ掲げているリットル#記号のゆれ。)

※この「NIST版」の解説は、「国際単位系国際文書」の解説の一部です。
「NIST版」を含む「国際単位系国際文書」の記事については、「国際単位系国際文書」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「NIST版」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NIST版」の関連用語

1
4% |||||

NIST版のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NIST版のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国際単位系国際文書 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS