マズロー・ハイラシー・ニーズ
マズロー欲求5段階発展説。人間の欲求はエスカレートし、際限がないとして、心理学者マズロー(Maslow,A.H.)が、1972年、「欲求の階層」図を唱えた。人間の欲求はつぎのように5つの発展段階をたどるというもの。①生理的欲求(空気・水・食物・庇護・睡眠・性)、②安全と安定の欲(安全な空気・水、安全な住まい、安全な食物、生活の安定、自己に対する安全欲求など)、③愛・集団帰属欲求(組織や集団の一員でありたい、愛したい、愛されたいなどの周囲との調和を求める欲求)、④自尊心(他社からの尊敬・名声・地位など求める欲求)、⑤自己実現欲求(意味・自己充実・楽しみ・秩序・正義・感性・必然・完全・個性・躍動・美・善・真)の階層。より基本的な生理的欲求から徐々に脱し、より上位の社会的・人間的欲求が働くようになる。対象とする消費者ターゲットの欲求段階がどの段階であるかを想定し、消費者心理に迫る。広告やメッセージを創造するのに利用できる概念。
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